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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

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イギリス
サスペンス/戦争/ドラマ
DVD観賞

    * * * * * * * *

ドローンをはじめ最新テクノロジーでテロリストの偵察、捕縛を目指す英米
共同軍事作戦会議を舞台に、遠隔操作で行われる現代の戦争の実態を赤裸々に
描き出した緊迫の軍事サスペンス。
主演は「クィーン」「黄金のアデーレ 名画の帰還」のヘレン・ミレン、
共演にアーロン・ポール、バーカッド・アブディ、イアン・グレン、そして
これが遺作となるアラン・リックマン。
監督は「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」「エンダーのゲーム」の
ギャヴィン・フッド。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

ロンドン。英国軍のキャサリン・パウエル大佐は国防相のフランク・ベンソン
中将と協力して、英米合同テロリスト捕獲作戦の指揮に当たっていた。
米国軍の最新鋭ドローン偵察機がケニアのナイロビで凶悪なテロリストたちの
アジトを突き止めるが、彼らがまさに自爆テロを決行しようとしていることが
発覚、パウエル大佐は即座にドローンのミサイル攻撃によるテロリスト殺害
作戦の決行を決断する。
その指示を受け、米国ネバダ州では、新人のドローン・パイロット、スティーブ
・ワッツがミサイルの発射準備に入る。
するとその時、アジトの真横でパンを売る少女の姿が発見される。
民間人の少女が巻き添えになる可能性が明らかとなり、ロンドンの会議室では
軍人や政治家たちの議論が紛糾し、結論が先延ばしされていく。
大規模な自爆テロの決行が目前に迫っている以上、少女を犠牲にしてでも
テロリストを攻撃すべきと訴えるパウエル大佐だったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

公開当時は、『ドローン・オブ・ウォー』の2番煎じの作品だろうなって事で
興味なかったんだけど、今回ちょっと観てみようかなぁと思いレンタルする
ことに。

責任回避しまくり・・・。

『ドローン・オブ・ウォー』ではドローンを操縦する兵士の葛藤を描いた物
だったけど、こっちはその兵士にミサイル発射を指示する側の顛末を描いた
内容で、面白かったというか見応えあった。

攻撃地点の傍に民間人が居なければ躊躇せずに攻撃指示を出す上層部が、
傍に少女がいることで法的に問題ないかとか、自分では判断できないから
外務大臣に聞けとか、外務大臣は首相に聞けとか、何かあった場合に、自分が
責任追及されない為に決断を回避しようと躍起になっているのが可笑しかった。

まぁ笑いごとじゃなくてイギリスでもそうなんだから日本だと尚更この滑稽で
もどかしい情景が繰り広げられるんだろうなと思うと他人事じゃない。

劇中で出て来た小鳥型監視カメラとか、昆虫型監視カメラはいいなぁ。
アレは欲しい。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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