トルコ
戦争/ドラマ
DVD観賞
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第一次世界大戦中、イギリスを中心とした連合軍がオスマン帝国の首都イス
タンブール占領を目論み、ガリポリ半島に対して行った上陸作戦“ガリポリの
戦い"。
共和国建国に欠かせなかった輝かしい勝利と讃えられ歴史的戦いのひとつと
されている。
その“ガリポリの戦い"を史実に基づき、トルコ軍側の視点で映像化。
(Amazonさんより抜粋)
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1915年、第一次大戦のさなか、イギリス軍を主力とする連合軍はイスタン
ブールの占拠を企図してダーダネルス海峡ガリポリ半島への上陸作戦を決行。
空軍の援護を受けた巨艦が勢ぞろいして海岸へ接近し、巨砲から雨のように
砲弾を撃ち込み続ける。
同じ頃、バルカン戦争帰りの凄腕スナイパー・ムシンは、弟ハサンが新たに
ガリポリに徴兵されることを知る。
かつて兄に学んだ狙撃技術で敵兵を次々と射殺するハサン。
ムシンとともに最高の狙撃手と認められるようになった。
その頃、イギリス軍が突破口をひらく大攻勢を意図して大量の火器と爆薬を
積み込んだ大戦艦を送りこむという情報を入手する。
トルコ軍にとってそれは、見すごすことのできない重大事であった。
緊急の特攻作戦が立案され、キーパーソンのスナイパー選抜候補にハサンと
ムシンが挙がり…。
(Amazonさんより抜粋)
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予告映像を見た時にトルコの戦争物ってことで興味に惹かれたのでレンタル
して観ることに。
ジャケット詐欺だな。
ジャケット観ると4発エンジンの爆撃機に、戦闘機や軍艦が描かれてるので
てっきり第二次大戦の黒海もしくは地中海あたりの戦争物かと思ったけど、
全然違った。
タイトルも『バトル・オブ・オーシャン』ってあるから、海戦物かと思いきや
がっつり海岸近くで塹壕戦で、軍艦は出だしに連合軍が上陸する前の艦砲射撃
だけで、以降は出番なし。
ジャケットだけでなくタイトル詐欺でもある。
邦題つけた人が出だしの軍艦だけ見て安易にタイトル決めたんやろうな。
トルコ軍側の塹壕を奪取するために突撃してくるイギリスを主体とする連合軍
と迎え撃つトルコ軍の死闘が描かれるものの、全体的に何だか牧歌的な雰囲気で、
終始激しい戦闘物を期待してると、ちょっと肩すかし感があるかも。
でもって、どういうふうに結末を迎えるのかと思ったら主人公達の犠牲に
よって連合軍の弾薬庫を破壊したのをきっかけにトルコ軍が総攻撃をしかける
所でいきなり終わってしまって何だか消化不良。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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