日本
ドラマ
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梶原一騎原作、辻なおき作画によるコミックの初実写化で、孤高のヒーローに
ウエンツ瑛士がふんするアクション。
強くなりたいと願う孤児院育ちの男が、高額なブラックマネーが入り乱れる
格闘の世界で復讐(ふくしゅう)を胸に戦う姿を映し出す。
メガホンを取るのはアメリカで映画やCMなどを製作してきた落合賢。
ヒロインに『GANTZ』シリーズなどの夏菜、虎の穴の幹部・ミスターXを哀川翔
が演じる。
テレビ番組などでは見られない、ウエンツのダークで男気あふれるヒーロー
ぶりに注目。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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特殊マスクを身に着け“タイガーマスク”となり、ブラックマネーが行き交う
試合に出場する伊達直人(ウエンツ瑛士)。
孤児院で育てられた彼は大切な友の命、そして非常に大切だった居場所を
奪われ、復讐(ふくしゅう)の獣と化して戦い続けることを心に決める。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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タイガーマスクと言えば、子どもの頃にTV大阪あたりで再放送されていたのを
見たりしていたので、実写映画化されると聞いて観てみたいなぁと思い大阪
ステーションシティシネマへ。
見どころは宮地真緒のボンテージっぽいファッション。
マスクだけだと、タイガーマスクの中の人とウエンツの体つきが違い過ぎて
バレバレになるからなのか、本作のタイガーマスクはマスクを装着すると
全身コスチュームになり、体つきの違いが分からないようにしているんだが、
返ってコレじゃない感が増幅されてしまっている。
タイガーマスクを観に来たのに、仮面ライダーもどきを見せられるとは
思わなんだ。
虎の穴が送り込んでくるいろんなレスラーとの対決していくってのを期待
してたのに・・・。あれじゃあタイガーマスクである必要性が全く無い。
ミスターXの持つ杖が光ると直人が頭抱えて苦しみだすんだが、これなんて
キカイダー?
直人が虎の穴に入る前に資金不足で追い出される寸前だったのに10年後も
そこで何事もなく経営していたりとか突っ込み所満載なイマイチな一本。
「ヤッターマン」みたいに成功したパターンがあるものの、「宇宙戦艦ヤマト」
「ガッチャマン」「タイガーマスク」と往年のアニメを実写化するのは失敗
するパターンが多いから、もう実写化するのは辞めた方がいいな。
お薦め度:★☆☆☆☆(1/5)
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