アメリカ
ファンタジー/ドラマ/ホラー/アニメ
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「コララインとボタンの魔女 3D」のスタッフが最新のCG技術を採り入れた
ストップモーションで描き出す感動のホラー・ファンタジー・アニメ。
幽霊と会話ができるいじめられっ子の少年ノーマンが、300年の呪いから町を
救うべく大活躍するさまを、死者たちの哀しい秘密に骨太なテーマを織り込み
つつ感動的に綴る。
監督は「マウス・タウン ロディとリタの大冒険」のサム・フェルとこれが
長編デビューのクリス・バトラー。
(allcinemaさんより抜粋)
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かつて魔女狩りの現場となったという町ブライス・ホロー。
ここに暮らす少年ノーマンには、死者と話せる特殊な能力があった。
しかし、そのせいで周りからは変人扱いされ、学校ではイジメに遭う毎日。
そんなある日、疎遠だったおじさんがノーマンにある使命を託して急死して
しまう。その使命とは、300年前に封印された魔女の魂が悪霊を呼び覚まして
町を滅ぼそうとするのを阻止せよというもの。
やがてノーマンの前に、ついに墓場から蘇った死者が姿を現わす。
ところが彼らはノーマンの助けを欲していた。ノーマンは町を災いから守る
べく、封印された魔女の正体を求めて奔走するが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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予告編でちょっと面白そうだなと興味惹かれたので、TOHOシネマズなんばにて
鑑賞。
2D字幕版を観たかったのだが、大阪では3D字幕版しか上映してなくて
泣く泣く3D料金を払って3D版を鑑賞。
エンドロールのノーマン製作過程が見応えあった。
『コララインとボタンの魔女』のスタッフが関わっているということで、
『コララインとボタンの魔女』を楽しめた自分としてはこれも楽しめるだろう
なって思って観に行ったんだが、予想通り楽しめて面白かった。
ストーリーは、主人公ノーマンが魔女の復活をくい止めるために奔走する様を
描きつつ、異常なものを差別・排斥しようとする集団心理の怖さ、赦しといった
教訓めいた内容で、ブラックな笑いを織り交ぜつつ最後まで飽きることなく
楽しめた。
最新のCG技術を採り入れたストップモーション・アニメということだけ
あって、映像は素晴らしい。ちょっとした仕草やまぶたの瞬きとか細かくて、
本作を仕上げるのに膨大な時間がかかったんだろうなと思うと、製作スタッフ
の熱意に頭が下がる。
だけど肝心の3D効果は一応あることはあったけど、飛び出し感はこれといって
なくイマイチかな。
上映前のミニオンの予告映像の方が飛び出し感はあった。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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