イギリス/アメリカ
ドラマ/音楽/伝記
* * * * * * * *
「プラダを着た悪魔」「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」の
デヴィッド・フランケル監督が、イギリスの人気オーディション番組での優勝を
きっかけに世界的オペラ歌手となったシンガー、ポール・ポッツの波瀾万丈の
半生を映画化した感動の音楽伝記ドラマ。
何度も挫折を重ねた冴えない男が、夢への情熱と周囲の支えで、ついに最後の
チャンスを掴み取るまでの一発逆転の道のりを、ペーソスとユーモアを織り交ぜ
心温まるタッチで描き出す。
主演はジェームズ・コーデン、共演にアレクサンドラ・ローチ、
ジュリー・ウォルターズ、コルム・ミーニイ。
また、劇中の歌はすべてポール・ポッツ自身が吹替えを担当し、その美声を
披露している。
(allcinemaさんより抜粋)
* * * * * * * *
いじめられっ子だった子ども時代はもちろん、大人になっても一貫して冴えない
人生を送るポール・ポッツ。歌うことが大好きで、オペラ歌手になる夢を持ち
ながらもケータイ・ショップの店員に甘んじる日々。
そんな彼にもようやく春が訪れ、メールで知り合った気だての良い女性ジュルズ
と恋人同士に。
そして彼女の叱咤激励が功を奏し、ヴェネチアへのオペラ留学が実現する。
さらに、憧れのパヴァロッティの前で歌う機会にも恵まれるポールだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
* * * * * * * *
予告編でいろんなオペラの名曲が流れるってあったので、ちょっと興味に
惹かれたのでOSミント神戸で鑑賞。
素敵な作品だった。
美声の持ち主のポールが、これからって時に事故やら病気やら不幸な目に
あってしまい、くじけそうになるも周りの人々の支えもあって、念願の
オペラ歌手になるまでを描いたシンデレラストーリーで、最後まで飽きる事
なく最後まで楽しく観られる素敵な作品。
劇中のポールの歌声が上手いので、主演のジェームズ・コーデンって歌が
上手いんだなぁと思ったら、ポール・ポッツ本人の吹替えだったそうで。
妻・ジュルズのポールへの愛情が素晴らしい。
ポールのオペラ歌手になりたい夢を後押ししつつも、尻を叩いたり、無理強い
したりとか、ニートになったポールを責めることなく、複数の仕事をこなして
ポールを支える完璧超人っぷりに惚れた。
ポールが病気で歌が歌えなくなるかもしれない時に、ジュルズが寝ている
ポールに寄り添って、囁くシーンが最高に素敵。
この映画の中で一番グッと来たシーンだった。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。