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ゴッド・オブ・バイオレンス/シベリアの狼たち

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イタリア
アクション/クライム
DVD観賞

    * * * * * * * *

原作は、12歳で殺人罪で有罪となった経験を持つニコライ・リリンの自伝小説。
監督は「エーゲ海の天使」のガブリエレ・サルヴァトレス。
出演はジョン・マルコヴィッチ、ピーター・ストーメア。
ソ連崩壊という激動の時代を舞台に、暗躍していたギャングたちの姿を描く
クライム・アクション。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

旧ソ連の町、リバーバンク。ここは政府に追放された犯罪者たちが住む危険地域。
コリマは、部族の尊厳と掟を重んじる祖父のクジアに、ガガーリンとともに
兄弟のように育てられていた。
ある時、彼らは政府運搬車から窃盗を試みるも失敗、ガガーリンはコリマを
かばい、政府の人間を刺してしまう。
10年後、コリマはロシア軍の特殊部隊に所属し、ドラッグの密売組織を追って
いた。出所したガガーリンはリバーバンクへ戻るも、2人の間には少しずつ溝が
生まれてゆき…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

タイトルと、ジョン・マルコヴィッチが出演していることからちょっと興味に
惹かれたので観てみることに。

ジョン・マルコヴィッチが渋い。

部族の掟をやぶった男を処刑するために男の親友だった主人公が男を探し当てて
処刑するお話しで、合間にちょくちょく主人公達の子供時代から青年時代までの
回想シーンが時系列入れ替わりで挟まってくる内容で、特に盛り上がりもなく
淡々と静かに進むので見応えあるも時折眠たくなってしまった。

主人公の祖父役のジョン・マルコヴィッチが渋くて良かった。
少年の主人公に部族の掟を理由とともに聞かせたり、掟を破って麻薬に手を
出した村人に対して、淡々と麻薬を口に押し込み殺したり、主人公に掟を
やぶった犯人を捜し出して処刑するように決断を迫ったりと、一つ一つの
演技が渋い。

個人的にはもっと派手な殺り合いとかあるのかなぁと思っていたんだけど、
そんな派手なこともなく淡々として展開は、ちょっと期待とは違ったけど
ジョン・マルコヴィッチの渋い演技もあってそれなりに見応えある一本だった。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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