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サイレント・ウォー

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中国/香港
サスペンス/ロマンス

    * * * * * * * *

中国のベストセラー作家、麦家の小説「暗算」を基にしたスパイ作品。
共産党と国民党が戦いを繰り広げていた中国内戦時代を舞台に、暗号解読の
プロフェッショナルと大物スパイをめぐるドラマが展開する。
監督にアラン・マック、フェリックス・チョン、主演にトニー・レオンと、
『インファナル・アフェア』シリーズのメンバーが結集。
『クラウド アトラス』などのジョウ・シュン、テレビドラマ「傾城之恋
〜上海ロマンス〜」などのワン・シュエピンら実力派が共演。
スリリングな展開に加えて、重厚なタッチの演出にも注目。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
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共産党と国民党の衝突で内戦状態にある中国。劣勢に陥った国民党は台湾に
逃れたが、その残党の動向を探るために共産党は701部隊を設立して通信傍受と
暗号解読に奔走していた。
同部隊諜報(ちょうほう)員・張学寧(ジョウ・シュン)は、人並み外れた
聴力を誇る盲目のピアノ調律師・何兵(トニー・レオン)と上海で出会い、彼を
部隊のメンバーにすることに。
モールス信号などの通信技術について学んだ何兵が国民党の通信を発見していく
中、張は謎に包まれた国民党の大物スパイ・重慶を捕捉しようとわなを張り巡ら
せていた。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

大好きなジョウ・シュンが出演しているのを知って観に行きたかったんだけど
なかなか都合がつかなくて、シネマート心斎橋での上映最終日に何とか観に
行くことができた。

丸メガネ姿のジョウ・シュンにめっさ萌える。

スパイ物でありながらも派手なアクションは無く、全体的にセピアがかった
色彩とトニー・レオンとジョウ・シュンの抑えた演技、深みのある物語と
見応えのある素晴らしい一本だった。

何兵の学寧への想い、学寧と局長の立場や国家への忠誠から素直に打ち明け
られない恋心、学寧が何兵の視力を復活させた結果、何兵の優れた聴力が落ち、
暗号通信を聞き間違え、そのために学寧が国民党諜報員に殺害されてしまう
無常さ、学寧の仇討ちの為に目を潰す何兵の執念など、スリリングな展開の
中にも男女の機微を描いたドラマも描かれ、見応えある内容で楽しめた。

何よりも相手諜報員の元に潜り込む際に、ジョウ・シュン演じる学寧が
丸メガネをかけていくんだけど、そのメガネ姿が超萌える。
正直これだけで個人的には大満足。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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