フランス
サスペンス/クライム
DVD観賞
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『レオン』などのリュック・ベッソン監督作品でフランスを代表する俳優の
ひとりとなり、『ミッション:インポッシブル』『ダ・ヴィンチ・コード』
などハリウッド映画にも多数出演している国際派俳優ジャン・レノ。
彼がフランスでTVドラマ初主演を飾り、同国で今年4〜5月に放送され、
740万人を超える視聴者を獲得したのが本作。
レノが演じるのは、仕事は有能だが家庭生活は破綻しているパリ警視庁犯罪
捜査班の刑事ジョー。
世界的なパリの名所、ノートルダム大聖堂、エッフェル塔、コンコルド広場
などで起きる難事件の捜査に挑みつつ、亡き妻の残した娘アデルとの交流を
取り戻そうと奮闘する父親でもある。
叩き上げのジョーが科学捜査といった最新の捜査手法に頼ることなく、足と
勘を使った地道な捜査を通じ、事件の当事者たちの心理をすくって真相究明を
目指すのがハードボイルド感たっぷりな仕上がり。
オリヴィア・ダボ、シエンナ・ギロリー、サム・ウォーターストン
(「ニュースルーム」のチャーリー役)らゲスト俳優陣も充実。
(WOWWOWさんより抜粋)
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〈第5話〉 ヴァンドームの誘惑
ヴァンドーム広場の地下駐車場で車が炎上し、中からフィリップ・ロカンと
いう男性が焼死体になって発見される。彼は自他ともに認める真面目なサラ
リーマンだったが、会社の金を横領していた。
さらに、名前は分からないが愛人の存在も認められた。
ジョーとバヤールはフィリップの自宅を訪ね、彼の妻がおびえていることに
不審を抱く。ジョーらはフィリップが誘拐され、身代金を要求されていたことを
突き止めるが……。
〈第6話〉 マレの悔恨
マレ地区にあるヴォージュ広場の一角で、女性の死体が見つかる。
被害者はパリ郊外でアンティーク店を経営していたマリー=エーヴ・ランベール
といい、その日は商談のために街に出ていた。
商談相手のダヴィッド・ジフキンは、彼女とは会えなかったと証言するが……。
一方、先日の麻薬捜査班の手入れはジョーにさまざまな影響を与えていた。
麻薬捜査班のデュロックは、ヤニックが難を逃れたことでジョーに疑いの目を
向ける。
(WOWWOWさんより抜粋)
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見始めたら結構見応えあるし、ジョーとアデルの関係の続きが気になったので、
Vol.3の5話、6話を鑑賞。
今回も面白かったな。
ヤニックがよからぬ連中に強盗の仲間になるように強要されていて、断ると
アデルに被害が及ぶことを知ったジョーは、データを改ざんしてヤニックの
バイクに盗難届が出てるようにして、ヤニックが強盗当日に勾留されて現場に
居合わせないようにしたりと、違法行為を捜査の片手間におこなって、
アデルに害が及ばないように頑張るんだけど、結局6話の最後でヤニックが
殺されちゃったな。
てっきりヤニックが更生せずに事件を起こして、ジョーがそれに関与してる
疑いかけられたり、ジョーを罠にかけようとする陰謀がまきおこるのかなと
思っていたんだが、ラスト2話でどういう展開になるのか気になる。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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