日本
SF/特撮/ドラマ
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東京を襲う怪獣ゴジラと人間との戦いを迫力ある特殊撮影技術によって描き
出し、特撮映画の金字塔となった特撮ムービー。
『宇宙大戦争』『モスラ』などをその後に手掛けた本多猪四郎がメガホンを
取り、特撮は後に円谷プロダクションを設立する円谷英二が担当。
船舶会社社員を宝田明が演じるほか、古生物学者役に志村喬、若き天才科学
者役で平田昭彦が共演する。
ゴジラの圧倒的なビジュアルや破壊シーンに加えて、原水爆への批判を込め
たストーリーも心に残る。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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1954年の日本。太平洋沖で船舶遭難事故が発生。
何度も行われた水爆実験によって太古の生物が目覚めて暴れたことが原因
だった。その凶暴な怪獣は、ゴジラと名付けられる。
やがてゴジラは東京を襲い始め、人間側が反撃するも成すすべがない。
一方、古生物学者の山根(志村喬)の娘・恵美子(河内桃子)とフィアンセの
ような関係である芹沢博士(平田昭彦)は、ある研究に没頭しており……。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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ハリウッド版ゴジラの公開に合わせてなのか、1954年の『ゴジラ』を60周年
記念デジタルリマスター版としてイベント上映中だったので、TOHOシネマズ
なんばで鑑賞。
なかなかに見応えあって面白かった。
『ゴジラ』は劇場で観たのは1984年版のが初めてで、それ以前の1970年代の
ゴジラ作品はTVやビデオでしか観たことなく、ましてや1作目の本作は
観たことなかったので、どんな感じなんだろうと期待して観に行くことに。
ストーリーはシンプルながらも、水爆や戦争への批判を込めたメッセージ性に、
当時の特撮技術の出来映えとか戦後から10年も経っていないのにあれだけの
クオリティーの物を作り上げたのが凄い。
ゴジラが東京に来る可能性が言われる中、また疎開かぁ〜とつぶやく男性の
セリフからまだ戦争の記憶が濃く残っているんだなぁと伺い知れて興味深い。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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