日本
時代劇
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第37回城戸賞に輝いた土橋章宏の脚本を「釣りバカ日誌」シリーズ、「鴨川
ホルモー」の本木克英監督で映画化したユーモア時代劇。
幕府の陰謀で、たった5日以内に参勤交代せよとの無理難題を吹っ掛けられた
貧乏小藩が、意地と知恵でこの危機に立ち向かう奇想天外な作戦の行方を
ユーモラスに描く。
主演は「岳 -ガク-」の佐々木蔵之介、共演に深田恭子、伊原剛志、西村雅彦。
(allcinemaさんより抜粋)
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享保二十年、八代将軍・徳川吉宗の治世。磐城国。現在の福島県いわき市に
ある湯長谷藩では、藩主の内藤政醇はじめ藩士たちが1年の江戸詰めを終えて
帰郷し、のんびりと開放感に浸っていた。
そこに舞い込んだ再度の“参勤交代”の下命。
参勤交代は金も人手もない小藩にとってはただでさえ大きな負担。
しかも今回の期限は、なんと5日以内。通常は8日かかる道のりを実質4日で
踏破するというあまりにも非現実的な日程だった。
それは、藩の金山に目を付けた幕府老中・松平信祝によるお取り潰しを狙った
あからさまな陰謀だった。
そこで政醇は、知恵者の家老・相馬兼嗣とともに、5日で江戸に参勤すべく、
一大作戦を決行するのだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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タイトルに“超高速!”ってのがあって、当時は歩きがメインなのにどうやって
超高速で移動して参勤交代するの?って凄く興味に惹かれたので、『300』を
観たあと、なんばパークスシネマで引き続き鑑賞。
くすくす笑えて面白かった。
これは興味はあったけど、あまり期待せずに観に行ったんだけど、予想以上に
笑えて面白かった。
藩主・内藤政醇や家老の相馬兼嗣をはじめとする藩士達、悪役の松平信祝など
それぞれのキャラが立ってて、ストーリーも勧善懲悪で分かりやすい。
隠密に襲撃されて大見得切って刀を抜いたら竹光だったり、井戸に落ちて落ち
武者みたいな姿になった相馬を観て、他の藩士達がびびって逃げたりとか
笑えるシーンが結構あって飽きずに観られる。
家老の相馬が年貢を上げないと財政が持たないという意見具申に対して政醇は
我らが我慢すればいいではないかと年貢を上げることを却下するシーンが
あったんだけど、為政者はこうあるべきだな。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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