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容疑者X 天才数学者のアリバイ

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韓国
ミステリー/ロマンス

    * * * * * * * *

日本でも映画化された東野圭吾の傑作ミステリー『容疑者Xの献身』を韓国で
再映画化。
主演は「生き残るための3つの取引」のリュ・スンボム、共演にイ・ヨウォン、
チョ・ジンウン。
監督は女優として活躍するかたわら、近年は監督業にも進出し注目を集める
パン・ウンジン。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

天才数学者でありながら、高校で教鞭を執るだけの冴えない人生を送る孤独な
男ソッコ。ある日、アパートの隣に暮らす女性ファソンの部屋から聞こえた
激しく争う音で、彼女が前夫を殺害したと知る。
ファソンに対し、ある感情を抱いていたソッコは、彼女のために周到な隠蔽
工作を考え出し、協力を申し出る。
困惑しながらもソッコの指示に従うしかないファソン。
一度は事件の有力な容疑者として浮上するも、完璧なアリバイによって警察の
捜査を切り抜けていく。
そんな中、冷徹な刑事ミンボムだけは自らの勘を頼りに、ファソンを執拗に
追い続けるが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

2008年の日本版『容疑者Xの献身』は、個人的に実に面白かった作品だったので、
それが韓国でリメイクされるということで大いに興味に惹かれたのでシネマート
心斎橋にて鑑賞。

個人的には、コッチの方が好き!

日本版ではTVドラマ『ガリレオ』を放送した上での上映だったので物理学者・
湯川学が当然登場しますが、韓国版は湯川学に該当する人は出てこない。
代わりに事件を担当する刑事が数学者の同級生だったという設定で登場して
くるが、湯川学のように事件を解決することはなく、日本版とは違う結末で
ちょっと尻切れトンボな気はするが、コレはコレで大変良かった。

日本版を観ているので、話の流れはわかっているけど、演出がうまいのか
最後まで話に惹きつけられて見応え十分だったし、物理学者・湯川が居なくて
も全然問題ない出来だった。

数学者ソッコが隣に住むファソン達のために自分を犠牲にする理由が判明する
くだりの所、コッチの方が日本版より切なくてグッと来る。

ファソン役のイ・ヨウォン。
この人の事、初めて知ったけどめっさ綺麗やん。
日本版の松雪泰子も良かったけど、コッチのイ・ヨウォンもイイな。
今後要チェックや。


お薦め度:★★★★★(5/5)

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