アメリカ
アクション/クライム
* * * * * * * *
ロサンゼルスで暗躍した実在のギャング、ミッキー・コーエンと、街の平和を
取り戻そうと立ち上がった市警との壮絶な抗争を描いたクライム・アクション。
ポール・リーバーマンによる実録ルポを基に、『ゾンビランド』のルーベン・
フライシャー監督がメガホンを取る。
オスカー俳優ショーン・ペンが伝説のギャング王にふんし、彼との戦いに挑む
男たちに『ミルク』のジョシュ・ブローリン、『ドライヴ』のライアン・
ゴズリングら実力派が顔をそろえる。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
* * * * * * * *
1949年ロサンゼルス、ギャング王ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)は
ドラッグや銃器売買、売春などで得た金で街を牛耳っていた。
警察や政治家も意のままに操るコーエンに誰も歯向かえずにいたが、街の平和を
取り戻すべく6人の男たちが立ち上がる。
ロサンゼルス市警のジョン・オマラ(ジョシュ・ブローリン)とジェリー・
ウーターズ(ライアン・ゴズリング)らのチームは、身分を隠し闇社会に戦いを
挑んでいく。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
* * * * * * * *
『死霊のはらわた』を観たついでに、予告編で面白そうだった本作を続けて
MOVIX堺にて鑑賞。
さすがに腐敗した警官までは殺せないのね。
う〜ん、ちょっと期待してた程じゃなかったかなって感じ。
まぁ予告編観て勝手に期待値上げてしまってたのもあるけど、もっと殺るか
殺られるかのギラギラとしたものかと思ってたので。
劇中では最終決戦まではできるだけ人を殺さないようにして、ミッキーの賭場
やら会社の施設を破壊し、またその場にあった金を燃やしたりして経済的に
追い詰めていって、ミッキーが窮していく様は描かれていたが、個人的には
その場にいたミッキーの手下を「子供が生まれるんだ!」なんて命乞いして
きても問答無用で殺害していく暴力的なものを期待してた。
後は身内だろうがミッキーに籠絡された判事や保安官、警官とかも片っ端から
殺して殺して殺し尽くしてくれたらもっともっと痛快だったんだが、さすがに
身内は殺さないんだな。そこは身内だろうがギャングに加担したんだから、
ギャングの構成員と見なして徹底的に排除していかないと。
あ!でもそれで殺害しちゃうとLA中の警官がいなくなってしまう可能性が
あるのか。
だけど麻薬を奪う際のカーチェイスシーンや、最後のホテルでの銃撃戦は
見応えあったし、ジョシュ・ブローリンとライアン・ゴズリングにショーン・
ペンとキャスティングがそれぞれのキャラにマッチしていて魅力的だった。
期待してた程ではなかったけど、まあまあ痛快で楽しめる内容だった。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。