日本
アクション/任侠・ヤクザ/コメディ
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「悪の教典」「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」の三池崇史監督が、Vシネマ
時代に手がけた異色ヤクザ映画路線への原点回帰で撮り上げた奇想天外
エンタテインメント・ムービー。
噛まれたらヤクザになってしまう“ヤクザ・ヴァンパイア”という前代未聞の
設定の下で繰り広げられるヤクザ同士の血みどろの抗争の行方が、パワフル
かつ自由奔放に描かれていく。
主演は「ROOKIES」の市原隼人、共演に成海璃子、リリー・フランキー、
高島礼子。
また、恐るべき敵・狂犬役で「ザ・レイド」のヤヤン・ルヒアンが登場。
(allcinemaさんより抜粋)
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敏感肌で刺青も入れられないハンパ者のヤクザ、影山亜喜良は、昔気質な
人情派の親分・神浦玄洋に憧れる男。
ところがある日、最強伝説を持ち、不死身と噂された神浦が、次々と現われる
刺客に八つ裂きにされてしまう。
命が果てようとしていたその時、神浦は最期の力を振り絞り、影山の首元に
噛み付いた。なんと、神浦の正体はヤクザ・ヴァンパイアだったのだ。
かくしてヤクザ・ヴァンパイアの血を受け継いだ影山は、超人的な能力を身に
つけ、神浦の仇討ちへと立ち上がるが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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『攻殻機動隊 新劇場版』の後で、コレと『マッドマックス』のどっちを
観ようかなと迷ったんだけど、「ザ・レイド」のヤヤン・ルヒアンが出て
くるっていう話を聞いたので、彼のアクション目当てで鑑賞。
クッソくだらねぇ。でも嫌いじゃない。
噛まれたらヴァンパイアになるんじゃなくてやくざになるっていう飲み屋での
バカ話でひらめいた設定をそのまま企画して一本撮ったような感じの作品。
なので内容なんて全然無くて、ただただクッソくだらねぇ。
でもこんなの嫌いじゃないよ。
個人的にはこんなぶっとんだ展開のクッソくだらねぇの、たまに観るにはイイ。
毎回こんなクッソくだらないのは勘弁だけど。
キャスト何気に豪華なのに無駄遣いだし、いきなりカエルの着ぐるみの
殺し屋なのかテロリストなのか分かんない奴が出てきて、主人公と戦い出すし、
ヤヤンに秋葉にいそうなオタクの格好させたり、5人組ヒーローの特撮物みたい
に怪人が倒れると、その怪人が巨大化するようにカエル男も巨大化するし、
あげくにその巨大化したカエル男ほったらかしのまま映画終わるし、河童が
普通に出てきても、その説明も何もないしで、ふざけっ放しの展開なのに、
アクションは超真剣だったりと三池監督らしい作品だったと思う。
それにしてもタイトルやポスターから仁義なき系の硬派な極道物だと
思ったのかどうか知らないけれど、結構高齢者の割合が高かったなぁ。
まさかこんなぶっとんだクッソくだらねぇもんだとは思わなかっただろうな。
まぁ御愁傷様。
コレ、自分はそこそこ楽しめたのでアレだけど、まぁ他の人にはお薦めしない。
お薦め度:★☆☆☆☆(1/5)
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