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ストレイヤーズ・クロニクル

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日本
アクション/SF/サスペンス

    * * * * * * * *

本多孝好のベストセラー小説を実写化したアクション。
極秘実験で視力・聴力・筋力などが常人よりも発達した青年が、謎の殺りく者
集団との激闘を繰り広げながら自身の秘められた宿命と対峙(たいじ)する。
メガホンを取るのは、『へヴンズ ストーリー』などの瀬々敬久。
『悪人』などの岡田将生と『寄生獣』などの染谷将太が、導かれるように激突
する異能力者たちを快演。
その脇を、成海璃子、豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志らが固める。
スリリングなストーリーに加え、岡田が繰り出す体を張った渾身(こんしん)
の見せ場にも熱くなる。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
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1990年代初頭、極秘実験によって人間の能力を限界まで発達させた子供たち、
動物や昆虫の能力を備えた子供たちが生み出される。
それから20年後、実験で視覚、視神経、脳伝達速度が発達し異能力者となった
昴(岡田将生)とその仲間たちは、特殊能力を得た代わりに精神が崩壊する
危険性も抱えることに。
そして、その解決の鍵を握る外務副大臣・渡瀬(伊原剛志)のもとで、公に
できないさまざまなミッションを遂行していた。
そんな中、同じ異能力者である学(染谷将太)が率いる暗殺者集団アゲハが
渡瀬をターゲットに定めていて……。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
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予告編観た時は、日本版X-MENもしくは山田風太郎の『甲賀忍法帖』のような
サイキックや特殊能力を持った人間が敵味方に別れ、生き残りをかけての
サバイバル合戦を行うのかな~、そんなんだったら面白そうだなぁと思い
なんばパークスシネマで鑑賞。

何だろ、何だか薄っぺらい。

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シンポジウムでの爆弾騒ぎの犯人の主張に原発反対のメッセージが出てきて
何だか一気にこの作品への興味が失せ始め、さらにチーム・アゲハの面々の
カフェでのやり取りを始め、ストーリー全体が何だか薄っぺらい。

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こっちは能力を駆使して対立する相手チームの能力者を倒し倒され的な
バトルを期待してたのに、そんな期待は見事に裏切られ、本格的に対立する
ことなく最後は協力しあって云々って展開は観ていて萎える。

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後、能力がしょぼい。
超聴力とか超記憶力とかレーダー能力とかほとんど使い道ないし。
レーダー能力なんて最初に顔見せで使っただけで以降一切出番なしだし、
超記憶力もはやばやと倒されて、これといった見せ場なしだし。
もっと派手な能力持たせて、派手な能力者バトルを繰り広げればいいのに。

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それに幻惑と毒の能力者も、相手が幻惑を見ている映像とかCGで術にかかってる
表現入れれば見応えあるのに何だか勿体ない。

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一番ダレたのは学が連れ去られたのに、昴が亘と長々と会話しつづけるという
時間が無いという切羽詰まっている状況で、主人公がダラダラと会話のやりとりを
しちゃうという邦画の悪いパターンが出てきたところ。
それに学も撃たれたのに、なかなか死なないしなぁ。

設定が面白いのに何だかいろいろと残念だなぁって感じの一本だった。


お薦め度:★★☆☆☆(2/5)

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