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グラスホッパー

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日本
サスペンス

    * * * * * * * *

人気作家・伊坂幸太郎の同名ベストセラーを「脳男」「予告犯」の生田斗真
主演で映画化したクライム・エンタテインメント。
恋人を殺され復讐に燃えるごく普通の男が、いつしか裏社会で繰り広げられる
殺し屋たちの闘いの渦に飲み込まれていくさまを描く。
共演は浅野忠信、山田涼介。
監督は「脳男」の瀧本智行。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

ハロウィンの夜。渋谷のスクランブル交差点に一台の暴走車が突っ込み、
次々と人をはねとばす。
犠牲者の中には心優しい中学教師・鈴木の婚約者も含まれていた。
悲しみに暮れる鈴木は、何者かから“本当の犯人は別にいる”とのメッセージを
受け取り、その指示に従ってフロイラインという会社に潜入、裏社会に君臣する
会長の寺原と二代目の寺原Jr.をマークする。
そんな矢先、彼の目の前で、寺原Jr.が“押し屋”と呼ばれる殺し屋に殺されて
しまう。
復讐の相手を横取りされた上、組織から犯人の“押し屋”を追いかけるよう
命じられる鈴木だったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

伊坂幸太郎作品の中では『アヒルと鴨のコインロッカー』に次いで、この
『グラスホッパー』が好きな作品で、映画化されたらいいな~って思ってたら
本当に実写化されたので、早速なんばパークスシネマに観に行くことへ。

まぁ面白かったんだけど、なんだろうな~。

う~ん、まぁツッコミ所はありつつもまぁ面白く観られたんだけど、なんだか
ちょっと微妙。

原作読んでなかったら、コレは面白かったなぁって感想を持ったかも知んない
けれど、原作好きで何回か読み直してる自分としてはちょっと微妙な感じ。

話の筋は基本的な部分は一緒なんだけど、それ以外は結構改変していて、
鈴木の妻が恋人になってるとかの改変は全然気にはならないんだけど、
‘劇団’とか‘スズメバチ’の存在が無くなってるのは気になる。
後、鈴木がスミレ達に利用された唯のか弱い青年でしかないっていうのも
なんだかなぁ~って感じ。

ま、2時間に収めるためにそういった改変をしたんだろうけど、なんだか
ちょっと薄っぺらくなった印象を受けた。

鯨が見る幻覚、原作ならその場には一人しか出てこないのに、なんであんなに
たくさん出てくる必要があるんだろ。あの演出はちょっとシュールで笑って
しまいそうになる。
後、すみれが鈴木の携帯の電源入れたらGPSで居場所バレるのに、比与子、
鈴木がいるアサガオの家を特定できなかったのは何故?

やっぱ個人的には伊坂作品は中村義洋監督に担当して欲しいなぁ。
『グラスホッパー』の続編の『マリアビートル』が映画化されるなら
監督は是非、中村義洋監督で。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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