中国
アクション/歴史劇
DVD観賞
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「レッドクリフ」を手がけたプロデューサーのテレンス・チャンが製作、
「レッドクリフ」「グランド・マスター」などで知られる台湾の人気俳優
チャン・チェンが主演を務めた中国製歴史アクション。
(映画.comさんより抜粋)
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明朝末期の北京。第16代皇帝の天啓帝が崩御し、権力を振りかざしていた
宦官、魏忠賢(チン・スーチェ)が失脚。
第17代皇帝として崇禎帝が即位した。
錦衣衛に属し、義兄弟の契りを交わしている沈煉(チャン・チェン)、慮剣星
(ワン・チエンユエン)、斬一川(リー・トンシュエ)の3人は、宦官の趙靖忠
(ニエ・ユエン)から魏忠賢の暗殺指令を受ける。
3人は魏忠賢の隠れ家へと乗り込み、激闘の末に魏忠賢の暗殺を成し遂げるが、
それ以後、彼らの背後には不穏な動きが現れ、やがて命を狙われ始める。
彼らは知らず知らずのうちに宮廷の権力闘争に巻き込まれていたのだ!
果たして彼らは無事に生き延び、それぞれが心に秘めた願を叶えることが
できるのか?
(シネマートHPより抜粋)
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シネマート心斎橋での2015夏の香港・有極エンターテイメント映画祭りで
『インターセプション 盗聴戦』と共に公開されていて観に行きたかったん
だけど日程が合わずに見逃してしまったので、DVDで鑑賞することに。
チャン・チェンがカッコいい。
ポスターには武侠アクション大作と謳っているが、一般的な武侠物とはちょっと
違う感じかな。
一般的な武侠物って重力を無視した飛翔力とか人間離れした能力をもった
人物がバンバン出てくるけど、それは内功や外功の修行の賜物ってことで
当たり前に使われているけど、本作はそんな飛翔力とか人間離れした能力を
持った人物は出てこないし、アクションもワイヤーやCGはあんまり多用されて
おらず、生身でアクションやチャンバラしているので大いに見応えある。
アクションも見応えあるんだけど、それ以外の3人の一つ一つの描写が
カッコいい。雨の中で3人が外套を脱ぐ所とか、厳家での死闘が終わって
門が開いたときの佇まいとかが渋い。
個人的には、斬一川の兄弟子の丁が、終盤で沈煉と共に趙靖忠に仇討しようと
共闘してたりとちょっと展開に強引な所とかあったりするけど、話のテンポは
いいし、余計な描写も少ないので面白かった。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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