アメリカ
ＳＦ／アクション／アニメ
DVD観賞
2008年公開の『スター・ウォーズ：クローン・ウォーズ』の続編となる
3DCGIアニメーションTVシリーズ。
SWエピソード７以降の新3部作の製作のためにシーズン５で打ち切りと
なったけれど、既に取りかかっていた部分をシーズン６として製作
された。
Vol.1は全13話の内、１話から５話を収録。
収録されている各エピソードのあらすじ
EPISODE1:未知の症状
惑星リンゴ・ヴィンダの軌道上に惑星を囲むように設置されたリング型宇宙
ステーションを巡って、アナキン及び双子のジェダイ・マスター、ティプラー
とティプリーに率いられた共和国軍とトレンチ提督率いる分離主義勢力軍の
攻防は激しさを増していく中、クローン兵のタップが突如我を失い、ティプラー
を背後から射殺してしまい、共和国軍はその混乱から一時撤退を余儀なく
される。
タップに起きた精神障害が分離主義勢力の洗脳によるものではないかと疑った
アナキンはタップの身柄をカミーノへ送り原因を探ろうとする。
一方、クローン兵の叛逆を知ったトレンチ提督は、ドゥークー伯爵の指示で
タップの身柄を奪おうとしていた・・・。
EPISODE2:陰謀
キャプテン・レックスとファイブズはタップを無事カミーノに送り届けたが、
ファイブズ自身も感染の可能性があるためカミーノに留め置かれることに。
カミーノアンのドクター、ナラ・セの検査ではタップはウイルスによる感染が
無かったことが分かり、ジェダイ・マスターのシャク・ティは分離主義勢力に
よる洗脳を疑う。ナラ・セとカミーノ首相ラマ・スーはオーダー66の不具合に
よるものと知っていて、その原因解明のためタップを機能停止し検死を行う事
を決める。
一方、医療ドロイドAZ-3からタップの検死の件を知ったファイブズは彼を救う
ために、タップに原子レベルの脳内スキャンを行って原因を探ろうと独自に
行動を移しはじめる・・・。
EPISODE3:逃亡者
タップの脳内から取り出した腫瘍はコルサントの医療施設へ送られる事に
なったが、シャク・ティの判断でその前にジェダイ聖堂へまず送られる事に
決まる。
一方、ファイブズは再検査の後、501大隊に復帰できると聞いていたが、
実際は、記憶を消去した上でカミーノの衛生大隊に配属されると医療ドロイド
AZ-3から聞かされる。
話が違うと激高したファイブズはAZ-3と共にカミーノの首都ティポカ・シティ
よりポッドで脱出するのであった・・・。
EPISODE4:命令
逃亡したと見せかけティポカ・シティの医療施設に戻ったファイブズは自身の
脳内にある腫瘍を医療ドロイドAZ-3に除去させる手術を行わせ、全クローンに
同様の腫瘍（行動抑制チップ）が胎児の段階で埋め込まれていることを
突き止める。
その証拠をシャク・ティに示したファイブズはシャク・ティやナラ・セと共に
コルサントのパルパティーン議長に事情を説明する機会を得る事に成功する。
が、シャク・ティとナラ・セが席を外してパルパティーン議長とファイブズで
話している最中に、ファイブズがパルパティーン議長を殺害しようとする事件
が発生し、ファイブズはコルサントの街中へ姿を隠す。
その知らせを聞いたアナキンはレックスとともにファイブズを探すために
コルサントへ向かう・・・。
EPISODE5:古い友達
惑星スキピオは共和国軍、分離主義勢力軍からも攻撃を受けない中立地帯で
あり、そのため銀行グループはスキピオに巨大な金庫を設け銀行業務を
行っていた。
パドメ・アミダラは共和国に対しての送金の一つが行われていないことを
抗議しにスキピオを訪れる。
銀行グループ側は話し合いの代理人としてかつてアミダラに裏切って毒を盛った
クローヴィスを指定してくるのであった・・・。
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シーズン６が製作され、CSでも放送されると聞いたけど見逃してしまった
ので、早速レンタルすることに。
EPISODE:1～4は、クローントルーパーやオーダー66を巡っての騒動にタップや
ファイブズが巻き込まれたエピソードで、クローントルーパーの生い立ちに
分離主義勢力側の思惑が入っていたり、ナラ・セを始めとするカミーノアン側
も共和国一辺倒ではないとわかる複雑で政治的な事情が絡んでいて興味深い。
EPISODE:5は銀行グループの不正の内容とともにアナキン、アミダラ、クロー
ヴィスの三角関係を描いたもので、アナキンがクローヴィスの存在を知った
途端、機嫌が悪くなるのは人間臭くてイイ。
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