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オートマタ

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ブルガリア/アメリカ/スペイン/カナダ
SF/サスペンス/アクション
DVD観賞

    * * * * * * * *

人類が衰退した近未来の地球を舞台に、高度に発達した人工知能(AI)と
人間の緊張関係の高まりが引き起こす恐るべき事件の顛末を描いたSF
サスペンス。
主演は「デスペラード」「マスク・オブ・ゾロ」のアントニオ・バンデラス。
共演にディラン・マクダーモット、メラニー・グリフィス、
ロバート・フォスター。
監督は「シャッター ラビリンス」のガベ・イバニェス。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

2044年、太陽風の増加により荒廃した地球。
人類は衰退し、人口はたった2100万人に激減していた。
不足した労働力を補うため、大企業ROC社によってAIを搭載した人型
ロボット(オートマタ)のピルグリム7000型が開発され、土木建築から家事に
至るまで、あらゆる分野で人間のサポート役として活躍していた。
ROC社では膨大な数のオートマタを管理し、その安全を担保するために
2つの制御機能(プロトコル)を組み込んでいた。
1つめは“生命体に危害を加えてはならない”、2つめは“オートマタ自ら
修理・改造をしてはならない”というもの。
しかしある日、何者かによって改造禁止のプロトコルが無効化されたオート
マタが発見される。
ROC社の保険部で働く調査員ジャック・ヴォーカンは、プロトコル変更と
いう不正に手を染めた者を突き止めるべく調査を開始するが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

アントニオ・バンデラス主演のSF物ってことで、観たいなぁと思いつつも
何だかあまり面白そうな気もしないのでついつい観るのを延ばし延ばしに
していたけど、今日は特に出かける用事もなかったので暇つぶしで観てみる
ことに。

後半の展開が、ちょっとイマイチかなぁ。

太陽風の増加により地表が砂漠化し人口が激減した地球。
そこで不足した労働力を補うためにROC社がAI搭載ロボット・オートマタを
開発し、生物を殺さない、オートマタ自身を修理・改造しないという2つの
プロトコルを組み込むことで安全を確保し、オートマタが人間社会のあらゆる
分野で人間に変わって働くことになった世界。
そんな中、プロトコルを破って自身を修理・改造するロボットが現れる。
ROC社の保険調査員のジャックは真相を解明しようと調査を始めると言った
具合で導入部分は凄く期待感のある出だしで、オートマタが自我を持ち始めた
のか、または何者かが人間社会を壊そうと画策しているのかとか、ワクワク
して観てた。

だけど焼身自殺したオートマタの回路解析を依頼した博士が殺されて
ジャックがクレオという名のオートマタと一緒に砂漠に逃げ出したあたりから
何だかイマイチな展開に。
このあたりから思ってたのとは違う展開になって、何だかなぁ~って感じに。

どんな完璧だと思われるルールやプロトコルを決めて、オートマタに守らせて
も、そもそも人間がそのルールを守らないんだから、オートマタもあれ?この
ルールって守らなくてもいいんじゃないの?って学んでしまいそう。

そして人が作ったものに完璧なんてものは存在しない。複雑であればあるほどに
必ずどこかにバグが潜んでいて、それがある状況下で発露して暴走することは
大いに考えられるので、個人的にはあんまりAI搭載ロボとかが発展し過ぎる
社会とかになって欲しくないなぁ。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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