フランス
サスペンス
DVD観賞
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『あるいは裏切りという名の犬』のオリヴィエ・マルシャルが主演した
ギャング映画。
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15年の刑期を終え刑務所から出所した元ギャングのジョー。
奴は町で知らないものがいないほど悪名高きギャング。
しかし、15年ぶりに町へ戻ると、ガキ同然の不良少年の集団にかつての
仲間たちが脅され、この町の掟と頂点はガキどもにすっかり牛耳られていた。
そんな変わり果てた町を今日も不良少年の集団が仕切るなか、ジョーは遂に
立ち上がり、反撃に乗り出すが…。
元刑事であるフレンチノワールの巨匠オリビエマルシャル主演のギャング
サスペンスアクション!!
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『あるいは裏切りという名の犬』、『やがて復讐と言う名の雨』、『そして友よ、
静かに死ね』と監督した作品に渋い邦題がついちゃうオリヴィエ・マルシャルが
クレジットに入っているのと、渋いタイトルのフレンチ作品は面白いという
経験則からレンタルしてみた。
期待してた程、面白くなかった・・・。
オリヴィエ・マルシャルの主演作というだけの作品だった。
てっきり監督作だと思って借りたのに。
てっきり仲間や知人が不良少年達に殺害され、その仇討でジョーが立ち上がる
とか、仲間だと思っていた友が実は少年達をそそのかして操っていた黒幕だった
とか、そういうの期待してたんだがな。
前半から中盤はジョーや不良少年達それぞれの境遇とか人間関係を描いていて
ジョーがロマの3人を殺してしまうシーン以外、特に盛り上がるとこもなくて
イマイチ面白みに欠ける。
終盤はそれぞれの登場人物の運命が交錯して盛り上がっていくかと思いきや、
なんだか中途半端な感じで終わってしまい、え?終わりって印象で物足りない
気持ちで一杯。
邦題も中身に合ってなかったし、イマイチな一本だった。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
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