ベトナム
アクション/ファンタジー
DVD観賞
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製作費・キャスト・製作期間・興行収入・・・すべてが歴代越えの超ド級。
越南アクション映画界が放つ驚愕の超スペクタクル巨編。
“ベトナム版シンデレラ・ストーリー"と呼ばれる昔話を大胆に改変し、
壮大なスケールで製作されたスペクタクル・アクション・ファンタジー。
ミス・ベトナムのゴ・タイン・バン。ドニー・イェン主演『ソード・オブ・
デスティニー』に出演するなどアクションに定評のある彼女が、本作では
監督・脚本・製作・女優の一人四役を務めた。
(Amazonさんより抜粋)
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清い心を持つ美しい娘タムは、継母と義妹カムにいじめられ辛い日々を
過ごしていた。
ある時、王子の結婚相手を探すパーティーに国中の女性が招待されるも、
タムは母娘から邪魔をされてしまう。
その時魔法使いが現れ、タムを助けて美しい衣装を用意する。
パーティーに参加したタムは王子に見初められ、めでたく二人は結婚。
王女となったタムだったが、嫉妬したカムと継母から殺されてしまう。
実は裏で黒い陰謀が渦巻いて、国は大きな混乱を迎えることとなる…。
(Amazonさんより抜粋)
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今年の大阪アジアン映画祭のラインアップの一つで観たいなぁと思いつつも
長期出張で観に行けなかったので諦めていたんだけど、DVDでリリースされた
ので早速レンタルしてみることに。
日本の姫君が不細工。
ベトナムの昔話『タムとカム』をベースに娯楽大作に改変したアクションで、
『タムとカム』はベトナムのシンデレラと言われているそうで、確かに継母と
異母妹が出てきたり、落とした靴が決め手となって王子の妃になったりと、
骨子は確かにシンデレラだった。
違うのは宴で初めて二人が出会うのでは無く、事前に郊外で衝突しそうに
なった時に一目惚れした王子が、タムに再会したいが為に、全国から妃候補を
募集するというやり方に出るところとか、タムが継母に殺されたり、殺された
タムが転生しまくって王子を危機を救いまくるとか本家シンデレラより
面白そうな感じって言うか、陰謀・裏切り・敗北・再起・ロマンス・怪奇等々、
いろいろあって実際面白かった。
でもって妃候補募集の宴で、外国からも妃候補がやって来るんだけど、その中に
日本から来た、サクラ・オーサカ・ブルル御前。
サクラとオーサカは分かるけど、ブルルってなんや?
後、気になったのは合戦シーン。
画面中央で王子や相手役が斬った斬られたって一生懸命アクションしてるのに、
その後ろにいるモブキャラ達の棒立ちでやる気の無いナヨナヨしたチャンバラ
もどきは萎える。シーン全体が台無しになっちゃうのでアレはあかん。
監督は女優のゴ・タイン・バンで、ミス・ベトナムに選ばれただけあって、
綺麗。個人的にはヒロインのタム役や異母妹カム役の女優さんより、監督兼
継母役のゴ・タイン・バンの方が好み。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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