アメリカ
ホラー/サスペンス
DVD観賞
* * * * * * * *
夜が来る…。狼どもが狩りを始める。
全米を震撼させたマンソン・ファミリー殺人事件よりインスパイアされた
『アナベル 死霊館の人形』のジョン・R・レオネッティ監督によるサスペンス
スリラー。
とある瀟洒な家に集まり、パーティーを楽しんでいた男女4人。
そこへ殺意を持った侵入者たちが忍び寄り…。
『ARROW/アロー』のケイティ・キャシディ主演。
(Amazonさんより抜粋)
* * * * * * * *
1969年、サマー・オブ・ラブと呼ばれた、ヒッピー・ムーブメント最盛期。
とある瀟洒な家に4人の仲間が集まりパーティーを楽しんでいた。
殺意をみなぎらせた狼どもが、家の外で待ち構えているとも知らずに・・・。
(Amazonさんより抜粋)
* * * * * * * *
赤い色調で廊下の奥に女が佇んでいる映画のチラシを見て、コレは怖そうかも
面白いかもってことでDVDレンタルすることに。
後味悪いなぁ。
ある女優がパートナーや同居人達と街で飲んだ後に、郊外の自宅に戻ってきて
2次会をやろうとしているところに、複数人の男女が忍び込んで来て、1人
また1人と住人を殺害していくっていうスリラーなんだけど、途中で飽きる
ことなくラスト一歩手前まで緊張感が持続して楽しめた。
忍び込んでるのに一気に殺しに来ずに、電気を消したりとか、ミキサーを
動かしたりとか、姿を見せてココにいるってことを知らしめて、相手の恐怖心を
引き出した上で殺害するとか、急に物陰から出て来た人物が同居人だったとか、
後ろから手が出てきて犯人かと思ったら、既に刃物で刺されて傷ついた同居人
だったりとか驚かせ方はよくあるパターンなんだけど、魅せ方が上手いのか
観ていてハラハラしてしまう。
結局、離れを間借りしている男性以外は全員殺害されちゃって、忍び込んだ
男女達の目的は何なのか、悪魔に憑りつかれた上での儀式なのか、単なる快楽
殺人なのかと、その動機や意図が明らかにならずに唐突に犯人はチャールズ・
マンソン率いるカルト集団に所属するメンバーでしたって当時の映像や写真が
出てきて終わるという何とも肩すかしな終わり方。
劇中ではナレーションで何らかの儀式だったのでは?的な事を言ってたけど
目的がはっきりせず、ただただ一方的に殺害していってるので、全員殺害
されるまではハラハラしたりしたけど、殺害して終わりなので後味が悪い。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。