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ドリーム

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アメリカ
ドラマ

    * * * * * * * *

NASAで初期の宇宙開発計画を陰で支えた3人の黒人女性数学者の知られ
ざる活躍を映画化した感動の実話ドラマ。
人種や性別の壁に直面しながらも、卓越した知性と不屈の信念を武器に、
自ら道を切り開いていった彼女たちのユーモアとバイタリティにあふれた
生き様を、軽妙かつ前向きな筆致で感動的に描き出す。
主演はタラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイ、
共演にケヴィン・コスナー、キルステン・ダンスト、ジム・パーソンズ。
監督は「ヴィンセントが教えてくれたこと」のセオドア・メルフィ。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

米ソ冷戦下の1960年代初頭。
アメリカはソ連との熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていた。
そんな中、NASAのラングレー研究所には、優秀な頭脳を持つ黒人女性
たちが計算手として働く“西計算グループ”という部署があった。
ドロシー、キャサリン、メアリーはそこで働く仲良し3人組。
ドロシーは西計算グループのまとめ役だったが、管理職への昇進は叶わない
まま。
エンジニアを目指すメアリーも、そのために学ぶ必要のあった大学は黒人に
対して門を閉ざしていた。
一方、幼い頃から類いまれな数学の才能を発揮してきたキャサリンは、その
実力が認められ、ハリソン率いる宇宙特別研究本部に配属される。
しかしそこは白人男性ばかりの職場で、黒人女性であるキャサリンを歓迎する
雰囲気は微塵もなかった。
それでも3人は、自分たちの力を信じて、国家的一大プロジェクトに貢献
すべく奮闘していくのだったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

アメリカの宇宙開発に関わった黒人女性たちのお話しってことで、凄く興味
惹かれたので、なんばパークスシネマで『ソウル・ステーション』『響け!
ユーフォニアム』を観た後、TOHOシネマズなんばで鑑賞。

コレも良かったわぁ。

黒人用と白人用で使うトイレやバスの座席位置など決められていて、まだまだ
黒人が差別されていて、さらに女性蔑視も残っているアメリカ社会の中で、
自分達の持っている計算能力等を武器に活躍していく様を描いた内容で、
十二分に見応えある内容で素晴らしかった。

さらにロシアに有人飛行を先越されて焦るアメリカ側とか、導入したIBMの
スパコンが上手く動かずに、結果黒人女性たちの手によって動き出すとか
アメリカの宇宙開発史の一端を垣間見れて面白かった。

基本、キャサリンがメインのストーリー展開ながらもドロシーやメアリーにも
しっかり見せ場があり、3人それぞれ奮闘した結果、報われていく様は観ていて
気持ちイイ。

メアリーが技術者になるための資格を得るため、白人専用の学校に通う必要が
あるのだが、その許可を求めて裁判所に請願書を出して後の審理の場で、
前例がないなら、その最初になろう的な決意を述べるシーンとかジーンとくる。
こういった彼女たち先人の踏ん張りがあったからこそ、後につづく者たちが
活躍していけるようになったんだろうなと思うと感慨深い。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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