原題『Zwei Leben』
2012年/ドイツ、ノルウェー
カラー97分
ドイツ語・ノルウェー語(日本語、英語字幕)
監督:ジュディス・カウフマン、ゲオルク・マース
出演:ユリアーネ・ケーラー
リヴ・ウルマン
スヴェン・ノルディン
第二次大戦中、ドイツ兵を父として生まれたカトリーヌは旧東ドイツの施設で
育った。現在は母の国ノルウェーで家族と幸せに暮らしている。
ある日、弁護士が現れたことから、しだいに明かされる彼女の過去。
仕組まれた偽りのベールの向こうにあるものとは。
(第20回大阪ヨーロッパ映画祭HPより)
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今回の大阪ヨーロッパ映画祭、なんとなくラインナップがイマイチな感じで。
日本初上映作品の中で特にコレが観たいってのは、『わたしの名はジン』
ぐらい。後はアンコール上映の『強盗』が観たいなぁって思うぐらい。
なので今週末の阪急うめだホールでの上映は行かない予定だったんだけど、
出張先への移動までに時間が出来たので時間潰しを兼ねて観に行くことに。
何でも明るみにするもんじゃないな。
ナチス兵と現地女性との間に生まれた混血児の存在を利用して、東ドイツの
スパイが彼らになりかわってノルウェーなどに潜伏して家庭を持ちつつ、
現地の情報を本国に送り続けるという事実を元にしたお話しでなかなかに
見応えある内容だった。
ただ始めの10分ぐらいあまりに眠たくてウトウトしてたので、最初の方は
イマイチ内容を憶えていない。
カトリーヌが裁判に証言者として出る動機がイマイチ分からないな。
下手に証言者として出たことで、知られたくない秘密などが明るみになって
しまい家族全員が救われない結果になってしまったし。
毎年、スタッフにキレてかかたりするマナーの悪い客を見かけて嫌な気分に
なるんだが、今日の阪急うめだホールではそんなマナーの悪い客がいなかった
のは良かった。今回の会場となった阪急うめだホールも見やすい会場で良かった
んだけど、今年は予算の問題からなのか有料の公式プログラムが無かったのが
残念。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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