アメリカ
サスペンス/SF
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「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」「トゥモロー・ワールド」の
アルフォンソ・キュアロン監督が無重力(ゼロ・グラビティ)の宇宙空間を
舞台に贈るSFサスペンス。
スペースシャトルで船外活動中に予期せぬ事故で宇宙空間に放り出され、
救助も期待できない絶望的状況で漂い続ける2人の宇宙飛行士の運命を、
無重力の世界を圧倒的な臨場感で再現した3D映像でスリリングに描く。
出演はサンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー。
(allcinemaさんより抜粋)
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地上600kmの上空で地球を周回しているスペースシャトル。今回が初めての
ミッションとなる女性エンジニアのストーン博士は、ベテラン宇宙飛行士
コワルスキーのサポートを受けながら船外での修理作業に当たっていた。
その時、ロシアが自国の衛星を爆破したことが原因で大量の破片が軌道上に
散乱し、猛烈なスピードでスペースシャトルを襲う。
衝撃で漆黒の宇宙へと放り出された2人は互いを繋ぐ1本のロープを頼りに、
絶望的な状況の中、奇跡の帰還を信じて決死のサバイバルを繰り広げるが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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宇宙飛行士が宇宙ステーションか宇宙船に掴まろうとするも届かなくて
そのまま宇宙へ漂っていく予告編の一部を観て、宇宙に放り出される恐怖が
半端ねぇなと興味に惹かれたのでTOHOシネマズなんばにて鑑賞。
宇宙から見た地球の映像とかは見応えあるなぁ。
ストーリーは宇宙で作業していたヒロインがスペースデブリの群れに遭遇し、
乗ってきた船が破壊されたので、宇宙ステーションに移動して、備え付けの
宇宙船で地球に帰ろうとするも、宇宙ステーションもデブリでやられたので、
中国の宇宙ステーションに移動して、そこにある船で地球に戻ってくるという
単純なモノなんだけど、それを91分という丁度いい尺で綺麗な映像美とともに
魅せるアトラクションムービーっぽい感じで個人的には楽しめた。
アームがちぎれて宇宙に放り出された時の絶望感とか孤独感とかが半端ない。
洋上とか砂漠とか密林に放り出されて時も絶望感や孤独感は凄いだろうけど、
もしかしたら助かるかもって思えるけれど、宇宙空間じゃ万が一にも助かる
かもって思えないもんなぁ。動くことさえままならないし。
大いに見応えある一本だったんだけど、宇宙ステーションに辿りついてからの
ライアンとコワルスキーの会話の長さに少し白けた。
エアーが無くなって、宇宙服内にCO2が充満してきてるっていうのに、長々と
コワルスキーを見捨てられないとかダラダラとやってるから、まさか邦画の
悪いパターンがここで展開されるかとは思わなかった。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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