日本
アクション/コメディ/ヒーロー
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90年代前半に『週刊少年ジャンプ』に連載されていたあんど慶周のギャグ漫画を、
TV「勇者ヨシヒコと魔王の城」、「コドモ警察」の福田雄一監督で実写映画化。
主演は「シュアリー・サムデイ」「ふたたび swing me again」の鈴木亮平。
共演に「仮面ライダーフォーゼ」の清水富美加。
また、本作の映画化を熱望した小栗旬が脚本協力で参加。
(allcinemaさんより抜粋)
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紅游高校拳法部員の色丞狂介は、刑事だった父親の血を受け継ぐ正義感あふれる
青年。
転校生のお嬢様・姫野愛子に一目惚れした彼だったが、ある時、銀行強盗に巻き
込まれた愛子を救おうと覆面をして変装するはずが間違って女性用パンティを
被ってしまう。すると、ドMの父とドSの女王様だった母から受け継いだ変態の
血が覚醒し、潜在能力を極限まで引き出すことができる超人“変態仮面”に変身
したのだった。
それは決して誰からも賞賛されないヒーローだが、狂介はそこに悪者がいる限り、
パンティを被り、変態仮面へと変身する。
(allcinemaさんより抜粋)
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最初、映画館でこの作品のチラシ観た時、本当に実写する気なの?正気か?って
思ったし、これは女性客は敬遠して男性客しか来ないんじゃないかと思ったり
したものの、当時、原作を読んでた世代としてはどんな出来なのか気になったので
公開初日に新宿バルト9にて鑑賞。
馬鹿馬鹿しいながらも爆笑したわ。
いやぁ笑ったわぁ。馬鹿馬鹿しい展開や敵とのやり取りに終始笑いっぱなし。
こんなに面白い作品だったとは思わなかった。『ライジング・ドラゴン』で
ガッカリした分も補って余る以上に楽しめた。
特に主演の鈴木亮平が良かった。体づくりもさることながらパンティ被って
臆面もなく真面目に演技する様が素晴らしく、そのギャップに笑わせられた。
他にもムロツヨシや佐藤二朗といった個性ある俳優達が自分達のキャラを全面に
押し出して変態仮面との対決を面白くしてくれて最高だった。
この手の馬鹿馬鹿しい作品って観ていて途中でシラケてしまうとダメなんだが
これは最後までこっちをシラケさせることなく最後まで勢いで持って行った感じ。
結構ガラガラなんじゃないかと思ったら、ほぼ満員気味だったし、若い女性客が
多くてびっくりしたし、女性客も劇中の下ネタに引いた感じもなく男性客と
一緒に大笑いしているのが印象的だった。
お薦め度:★★★★★(5/5)
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