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舟を編む

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日本
ドラマ/コメディ/ロマンス

    * * * * * * * *

2012年本屋大賞第1位に輝いた三浦しをんの同名ベストセラーを松田龍平主演で
映画化した感動ドラマ。
新しい辞書の編纂という一大事業に取り組む辞書編集部に配属されたマジメで
不器用な青年が、地味で気の遠くなるような作業のなかで個性豊かな編集部員
たちと織り成す人間模様と、板前を目指す下宿先の孫娘との恋の行方をユーモ
ラスかつハートウォーミングに綴る。
共演は宮崎あおい、オダギリジョー、黒木華。
また、八千草薫、小林薫、加藤剛らベテラン勢が脇を固める。
監督は「川の底からこんにちは」の石井裕也。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

1995年。玄武書房に勤める青年・馬締光也は、真面目すぎる性格ゆえに営業部で
浮いた存在。そんなある日、彼は言葉に対するセンスを買われて辞書編集部に
異動となる。迎えたのは、定年間近のベテラン編集者・荒木やお調子者の西岡ら
個性あふれる面々。
辞書編集部では現在、新しい辞書『大渡海』の編纂に取り組んでいた。
馬締は彼らを通して辞書の世界の奥深さに触れ、辞書作りに没頭していく。
そんな馬締がある夜、下宿先の大家と同居することになった板前修行中の孫娘・
林香具矢と出会い、一目惚れしてしまう。
言葉を扱う仕事をしていながら、彼女にうまく自分の思いを伝えられず苦悶する
馬締だったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

出演作に駄作が少ない宮崎あおいが出演している以上、期待できる作品だろうと
思い、『プラチナデータ』を観た後、同じシネコンで続けて鑑賞。

辞書作りって大変なんだな。

こっちも2時間越えの作品だけど、その前に観た同じ2時間越えの『プラチナ
データ』と違って最後までダレることなく観られた。

特に派手な出来事もなく淡々と展開する内容だったけど、笑える所やジーンと
くる所もあり、大いに見応えあった。
馬締が香具矢に筆書きで読めない恋文書いたくだりは笑えたし、死期が近い
編集主幹・松本のために死ぬまでに辞書を完成させようと決意するあたりは
個人的に好きなシーンでちょっとグッとくるもんがあった。

それにしても辞書作りって大変だな。出来上がるまでに10年以上もの時間を
費やすなんて。その間に上司・先輩が定年退職したり、異動したり、監修者の
先生が亡くなったり、出来たら出来たで改訂作業に入らないといけなくてって、
ほんと一生の仕事って感じ。
確かに雑誌なんて記事に誤りあっても次号で訂正記事かけば済むんだろう
けど、辞書はそういうわけにはいかないもんな。それだけに間違いが許され
なくて編集者のプレッシャーも大変そう。

宮崎あおいの板前姿、あれはイイな。凛々しくて萌える。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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