日本
特撮/アクション/ヒーロー
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石ノ森章太郎原作による往年の大ヒット特撮ヒーロー・アクション「人造人間
キカイダー」を、最新の映像技術を駆使して装いも新たに映画化。
主演は入江甚儀、共演は佐津川愛美、高橋メアリージュン、鶴見辰吾。
監督は「SHINOBI」「PIECE 〜記憶の欠片〜」の下山天。
(allcinemaさんより抜粋)
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日本政府はロボットの平和利用を謳い“ARKプロジェクト”を強引に推進
していた。プロジェクトの主任研究員・光明寺博士は、平和利用を担保する
ための“良心回路”を組み込んだアンドロイド(キカイダー=ジロー)を
開発する。
しかし、補佐役のギルバート神崎は戦闘能力を重視して光明寺博士と激しく
対立していく。
そんな中、博士が研究中の事故により命を落とす。
すると、博士が息子・マサルの体内に隠したキカイダーの開発データを狙って
謎の組織が動き出し、マサルとその姉・ミツコが危険に晒される。
その時、博士の遺言を受けたキカイダー=ジローが現われ、姉弟を追手から
守る。最初はミツコから激しく拒絶されるも、徐々にミチコと心を通わせて
いくジローだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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小さい頃、『人造人間キカイダー』の再放送を見てた自分としては、これが
リブートということで映画化されるのを知って以来、懐かしさもあって公開が
楽しみで、公開初日にさっそくなんばパークスシネマで鑑賞。
まぁ悪くはないけど微妙って感じ。
新たなオリジナル作品を考えるのが面倒なのかネタ切れなのか知らないが、
時折、過去のアニメ作品をリメイクするんだが、『キャシャーン』、『デビル
マン』『ガッチャマン』『タイガーマスク』など大抵酷い結果になってしまう
事が多く、『ヤッターマン』みたいな成功作は希で、なのでコレも特撮物とは
言えアニメの実写化みたいに失敗するんじゃないかと期待している分、不安が
大きかった。
で、観た結果だけどまぁ悪くはないけど微妙って感じ。
キカイダーの造型は当時と違って、リアルな質感とか細かい所のディテールなど
凝っていて見た目にはカッコいい。
同じく敵となるハカイダーも造型はカッコよかった。
でもなぁキカイダーとハカイダーのアクションがちょっと単調で個人的には
イマイチ。
しかも邦画でありがちな緊迫した時に、ダラダラと会話劇を始めちゃう駄目な
展開が入っちゃうし。
ハカイダーは、キカイダーとミチコがだらだらと会話してる時に、会話が終わる
のを律儀に待ってるんだろうな。
自分が観た回は親子連れが多かった感じだが、自分の後ろに座ってた子は、
しきりにコレで終わり?って父親に聞いてたので、子供的にはイマイチ面白く
なかったんだろうな。あれは子供的には面白くないだろうな。
続編ありきな終わり方してたけど、キカイダーと一緒に開発されたマリが続編で
ビジンダーになるのかな?
キカイダー01とかキカイダー00が登場するなら続編観に行こうかな?
その時は、是非レッド・ブルー・シルバーそれぞれのハカイダーとガッタイダー
を登場させて欲しいな。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
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