カナダ/スペイン
ミステリー/サスペンス/ドラマ
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「灼熱の魂」「プリズナーズ」で高い評価を受けたカナダの俊英ドゥニ・
ヴィルヌーヴ監督が、「プリズナーズ」でタッグを組んだジェイク・ギレン
ホールを再び主演に迎え、ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの同名小説を
映画化したサスペンス・ミステリー。
ある日偶然、自分と瓜二つの俳優の存在に気づいてしまい、いつしかアイデン
ティティの危機に直面していく主人公の混乱と恐怖を描く。
共演はメラニー・ロラン、サラ・ガドン、イザベラ・ロッセリーニ。
(allcinemaさんより抜粋)
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ある日、大学の歴史講師アダムは、同僚から薦められた映画を鑑賞していた
とき、端役の中に自分と瓜二つの俳優を発見する。
あまりに似すぎていることに驚愕し、取り憑かれたようにその俳優のことを
調べ始めるアダム。
やがてアンソニーという名前を突き止め、ついに2人は対面する。
彼らは、後天的に出来た傷跡を含め、服装以外のすべてが一緒だった。
まったく同じもう一人の自分の存在に気づいてしまったアダムとアンソニー。
彼らの運命は、互いの恋人と妻をも巻き込み、思いも寄らぬ方向へと向かって
いくが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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映画館で観た予告編が何ともミステリアスな感じで面白そうと思ったので、
久しぶりにシネ・リーブル梅田へ。
あのラストシーンは何?
全体を通してセピアがかった映像とか、意味深に繰り返されるセリフや映像、
要所要所にクモが出てくるあたりとか、いろいろと解釈できる難解な作品
って印象だったけど個人的には結構見応えあって引き込まれた。
てっきり自分は、アダムかアンソニーのどちらかがオリジナルで、片方が
DNAから複製された人間、もしくは双子、もしくは片方がコピーロボット
だったとか、そんな感じのミステリーなのかなぁと思って観ていて、どんな
結末を迎えるのかと思ったら、あのラストシーンでストンとぶった切った
ように終わってしまい、えっ?何これ?って思った。
で、観終わってから思い返して考えたら、アダムとアンソニーが一緒に
いるところを第三者が観ていない事とか、アダムの彼女も第三者と会話
しているシーンがなかったり、破れた写真と同じのがある場所にあったり
とかから、あれは同一人物で片方が妄想か、もしくはもう一つの人格なの
かなぁって解釈したんだけど、あのラストシーンがよくわかんなかった。
まぁ個人的には、メラニー・ロラン、サラ・ガドンのヌードシーンが
あったので、観に行った甲斐はあった。
それにしても、この暑っつい時期に大阪駅からシネ・リーブル梅田のある梅田
スカイビルまで歩いていくのが億劫で仕方ない。
まだグランフロント大阪が出来て歩きやすくなったけど、あの地下道に歩く
歩道とか出来たらいいのにな。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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