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KANO ~1931海の向こうの甲子園~

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台湾
ドラマ/スポーツ

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「海角七号/君想う、国境の南」「セデック・バレ」のウェイ・ダーション監督
が製作・脚本を手がけ、日本統治下の台湾で甲子園への出場を果たし、決勝まで
勝ち進んだ実在の野球チーム“嘉義農林学校野球部”、通称“KANO”の奇跡の
実話を映画化し、本国台湾で大ヒットした感動ドラマ。
主演の永瀬正敏はじめ、坂井真紀、大沢たかおら日本人俳優も多数出演。
監督は「セデック・バレ」などに出演するなど俳優として活躍し、本作が劇場用
映画監督デビューとなるマー・ジーシアン。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
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1931年、日本統治時代の台湾。
それまで1勝もしたことのなかった弱小チーム嘉義農林学校野球部に、かつて
名門校の監督をしていた近藤兵太郎が指導者として迎えられる。
近藤の猛特訓と選手それぞれの個性を活かした指導が実を結び、ついには台湾
代表として甲子園の切符を手にする。
そして大方の予想を覆し、甲子園でも快進撃を続ける嘉義農林だったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

「セデック・バレ」のウェイ・ダーション監督が製作・脚本を手がけた台湾の
“嘉義農林学校野球部”が甲子園で準優勝するまでを描いた作品ってことで、
公開前から凄く観たかった作品。なので公開日に早速TOHOなんばシネマズへ
観に行くことに。

グッと来るイイ作品だった。

これ、去年の第9回大阪アジアン映画祭のオープニング作品で観客賞を受賞
した作品で凄く観たかったんだけどチケット完売で観れなくて、1年後ぐらいに
一般公開するだろうと心待ちにしてた作品。

なのでものすごく期待値が上がってた状態で鑑賞したんだけど期待にそぐえる
感動モノでグッときた。
弱小チームが新たに着任したコーチの熱血指導の元、レベルアップしていき、
最後に栄光をつかむというありがちなパターンだけど、日本人、台湾人、台湾
原住民と民族が違う球児達が団結して、勝利を重ねていく姿や八田與一の烏山
頭ダム建設エピソードなど、ベタな展開ながらも感動できる内容で見応えあった。

それにしても甲子園に台湾や朝鮮、満州からも参加してたってのは今回初めて
知ったし、嘉義農林の投手・呉明捷がその後早稲田に進学して六大学野球で
長嶋茂雄に破られるまで20年間、年間本塁打記録保持者だったとかいろいろ
知れて有意義だった。

でも上映時間185分は長過ぎ。さすがに一度もトイレに行かずに鑑賞することは
無理だった。
自分含めて途中でトイレに行ったの4~5人だったけど、他の人3時間近くも
よく我慢できるなぁ。

後、機関車を始めとしてCGはちょっと残念な出来だった。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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