香港
ホラー/ファンタジー
DVD観賞
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1980年代に日本でも大ブームを巻き起こした『霊幻道士』を、清水崇の製作の
もとでリブートさせたホラー作。
不気味な団地へと引っ越した俳優が、そこで異様な体験を重ねた果てにキョンシー
を相手にした壮絶なバトルを繰り広げていく。
メガホンを取るのは、歌手、俳優としても活躍する『ドリーム・ホーム』などの
ジュノ・マック。
オリジナル版『霊幻道士』にも出演していたチン・シュウホウを筆頭に、実力派
俳優が顔をそろえる。
これまでのシリーズ歴代作とは打って変わった、ダークでシリアスなタッチに
驚かされる。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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大ヒットホラー映画に出演してスター俳優として活躍したものの、今では落ち目
になった上に妻子とも別れてしまったチン・シュウホウ(チン・シュウホウ)。
全てに絶望した彼は、幽霊が出現するとささやかれる団地の2442号室へと入居
する。
そこを死に場所にしようと考えていた彼だったが、壮絶な過去を背負って生きる
子連れの女性、空の棺桶(かんおけ)に固執する不気味な老女、霊幻道士と
いったさまざまな住民と出会う。
やがて団地内にキョンシーが出現し、チン・シュウホウは彼らを相手にした
戦いに引きずり込まれていく。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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かつて日本でブームを引き起こした『霊幻道士』のリブート作品ってことで
観たかったんだけど、日程が合わずにスルーしてしまったでDVDで鑑賞。
あのオチはいらない。
『霊幻道士』は自分も子供の頃に観て好きな作品だったし、その後のシリーズ
作品や派生作品のテンテンチャンが出てる『幽幻道士』など、当時は嵌って
観てたので、今回のリブート作品は結構楽しみにしてた。
でも清水崇が製作に関わってると知って、『呪怨』みたいな作風になるのかなぁ
って思ってたら案の定、おどろおどろしくてシリアスな『呪怨』チックな感じに。
これはこれでイイと思えるけど、個人的にはキョンシー物にはちょっとコミカル
な感じの方がいいな。
一応、息を止めたら、キョンシーが人間の位置を特定できずにその場から離れて
行くっていうシーンは一か所あったけど、それだけ。
個人的には、格闘中に危なくなって、息をとめたらキョンシーの攻撃が止まる
けど、クシャミしてしまって再びピンチに的な往年のシーンとかも見たかった。
最後、キョンシー倒してお終いにすればいいのに、あれはチンの死に間際の
夢でしたみたいなオチはいらない。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
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