カナダ
サスペンス
DVD観賞
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愛する娘を殺された父親が犯人が法の元で裁かれるのに納得できずに自分で
裁こうとするサスペンス。
出演はクロード・ルゴーにレミー・ジラール。
監督はダニエル・グルー。
原題は『LES 7 JOURS DU TALION』で日本未公開作品。
(allcinemaさんより抜粋)
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一人娘・ジャスミンを溺愛する外科医ブルーノ・ハメル。
誕生日間近のある日、ジャスミンが林の中で凌辱された上に殺害された姿で
見つかる。悲しみにくれるハメルとその妻だったが、じきに容疑者が逮捕される。
裁判になっても懲役15年〜25年で、それに納得できないハメルは自分の手で、
娘の復讐を果たそうと、護送中の容疑者を誘拐し監禁する・・・。
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なんとなくジャケットの図柄で復讐に燃えるアクションものかと思い、日本
未公開ということもあって興味に引かれたのでレンタルしてみた。
復讐するなら、さっさと殺るべし!
予想していた内容とは違って、誘拐した犯人を監禁して娘の誕生日までの7日間
を拷問して最後に殺害しようとする父親の復讐劇だったけど、最後まで見入って
しまう作品だった。
劇中、ほとんどBGMがなく静かにそして淡々と過ぎていくのが、却って緊迫感が
あってよかった。でも寝不足気味の状態で観ちゃうと寝落ちしてしまうかも。
父親の気持ちは充分すぎるほど分かる。
自分なら身近な家族が悲惨な殺され方したりしたら、自分で復讐したい気持ちに
なるだろうな、多分。
だけど復讐に時間かけたらアカンと思う。時間が経てば経つほど、罪悪感やら
自分がやっていることに疑問を持ち出したりと悩むから、やるなら時間をかけて
じっくり痛めつけるより、短時間でたっぷり拷問してから殺らないと、今回
みたいなグズグズな結果になってしまう可能性が高そう。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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