韓国
アクション/サスペンス/コメディ
DVD観賞
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韓国の人気若手俳優3人が北朝鮮のエリート・スパイを演じ、祖国統一を信じて
国家に忠誠を尽くす若者たちの悲哀を描くサスペンス・アクション。
韓国で大ヒットしたウェブ漫画を「ビー・デビル」のチャン・チョルスが映画化。
出演はTV「太陽を抱く月」のキム・スヒョン、TV「フルハウス TAKE 2」の
パク・ギウン、TV「花ざかりの君たちへ」のイ・ヒョヌ。
(allcinemaさんより抜粋)
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韓国の田舎町に潜入した北朝鮮のエリート・スパイ、リュファン。
彼の任務は、無垢なバカを演じて町に溶け込み、住民を観察しながら次の
指令を待つというもの。
やがて2年が経ち、同志のヘランがロックミュージシャンになるという
任務とともにやって来る。
さらに最年少のヘジンが普通の高校生に扮して町に潜入。
リュファンが2人の生活をサポートし、3人で作戦実行の時を待つ。
そしてついに彼らに密やかで偉大なミッションが命じられるのだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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コレの予告映像が面白そうで、劇場で観たかったのだが予定がつかずに
DVDで観ることに。
期待通り、コレは面白かったなぁ。
前半は、バカな振りしたリュファンが繰り広げるコメディを中心に、そして
ヘジンが登場するあたりから、コメディタッチが鳴りをひそめ、アクション
シーンを交えたシリアスな展開へと進み、最後は泣かせにくる哀しい展開は
見応えたっぷり。
『レッド・ファミリー』と同じように上層部の都合で使い捨てにされる秘密
組織に所属する者の不条理な宿命や、やがて迎える哀しき最後にはグッと
来る。
最終対決のマンションの屋上が明らかにセットだったり、CGの出来がイマイチ
だったりと突っ込み所は満載ながらも、それを差し引いても面白かった。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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