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さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~

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日本
ドラマ

    * * * * * * * *

都会から遠く離れた奥能登の寂れた海辺を舞台に、そこで焙煎珈琲店を始めた
一人の女性と、幼い2人の子どもを抱える若いシングルマザーの交流を、詩情
溢れる筆致で優しく見つめたしみじみドラマ。
主演は「八日目の蝉」の永作博美と「天使の恋」の佐々木希。
監督はエドワード・ヤン監督の下で学んだ台湾期待の女性監督、姜秀瓊(チアン
・ショウチョン)。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

東京から能登半島の最果ての海辺にやって来た吉田岬。
彼女は、漁に出たまま行方不明となった父の船小屋を改修し、焙煎珈琲店
“ヨダカ珈琲”をオープンする。
その向いには、開店休業中の民宿にシングルマザーの絵里子と小学校に通う
2人の子ども、有沙と翔太が暮らしていた。
しかし都会に出て水商売をしている絵里子は、家を空けることもしばしばで、
半ば育児放棄状態。
幼い姉弟は空腹を抱えながら、肩を寄せ合って耐え忍ぶ日々だった。
やがて、そんな親子と少しずつ交流を深めていく岬だったが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

これも『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』を観に
なんばパークスシネマへ行った際に、ノゾミール目当てで鑑賞。

心温まる作品だった。

荻上直子監督の『かもめ食堂』や『めがね』、三島有紀子監督の『しあわせの
パン』みたいな雰囲気のそこで出会う人々との交流と再生を描いた作品。

この手の作品は淡々と進むので眠くなりがちなんだけど、子供の万引き疑惑
やらレイプ未遂事件が起きたり、生活のために子供達を放置せざるを得ない
シングルマザーが岬との出会いで子供達との生活を見直したりと何気に
イベントがあって眠くなることはなく、最後はほっこりした気持ちになれる
素敵な内容だった。

主演の永作博美の飄々とした演技や、絵里子の長女役の娘の存在が良かった。

いやぁそれにしても相変わらず綺麗だね~、ノゾミール。
お目当てのノゾミールを大きいスクリーンで観られたので満足。

お薦め度:★★★★☆(4/5)

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