2014年/中国 <日本初上映作品>
カラー104分
中国語(日本語字幕)
監督 : ハン・ハン
プロデューサー: ファン・リー
脚本 : ハン・ハン
出演 : フォン・シャオフォン
チェン・ボーリン
ウォレス・チョン
ジョー・チェン
ワン・ルオダン
中国の若者世代に熱狂的人気を誇る、ブロガー・作家・ラリードライバー等で
あるハン・ハンの監督デビュー作。
主演には、『黄金時代』(本映画祭出品)のフォン・シャオフォン、『ブッダ・
マウンテン~希望と祈りの旅~』(OAFF2013出品)のチェン・ボーリン。
『罪の手ざわり』のジャ・ジャンクー監督が特別出演している。
音楽は小林武史が担当。
中国の大自然を舞台に、透明感あふれる若者たちを描いたロードムービーである。
(第10回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
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中国の東の果ての小さな島に住むハオハンは、長年の夢であった島を出て外の
世界を見るという計画を実行に移す。親友であるジャンホとフーションを誘い、
購入した外車に乗り込み島を出た。
しかし本土に着いてすぐフーションとはぐれ、ハオハンとジャンホだけの長旅
となる。ハオハンは長年手紙の交換を続けているペンフレンドの彼女に会いたい
とひそかに考え、ジャンホは偶然知り合ったコールガールに一目惚れしてしまう。
旅を通してさまざまな人々と出会い、また数々のアクシデントに見舞われる中で、
二人は確実に自分たちがこの旅によって成長していることを実感していく。
(第10回大阪アジアン映画祭公式カタログより)
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チェン・ボーリンが出演しているって理由だけで、観に行ってきた。
笑えて面白い内容だった。
今回のアジアン映画祭1本目の作品は、『台北に舞う雪』や『BBS住人の正義』の
チェン・ボーリン主演のロードムービー。
極東の島に暮らす3人の若者が大陸を横断して西へ向かいながら、いろんな
トラブルに遭ったり、人々との出会いと別れの様を笑い所を散りばめながら
軽いタッチで描いた内容。
3人で島を出たのに、初日で一人が脱落したり、フロントガラス毎お金を
盗まれたり、途中で乗せたバックパッカーに気を許した途端に車を盗まれたり
と、トラブル続きながらも笑えるシーンが多くて、終始クスクス笑いながら
楽しく最後まで観られて面白かった。
チェン・ボーリン演じるジャンホが一目ぼれするコールガール役のワン・
ルオダンが超美形で萌えた。出番は前半だけなのが残念だったけど、今後
要チェックだな。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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