アメリカ
ホラー
* * * * * * * *
「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ製作で贈る低予算オカルト・ホラー。
所有者に災いをもたらす木箱としてアメリカのオークション・サイトで大きな
話題となった“ディビュークの箱”をモチーフに、ガレージセールで古い木箱を
手に入れた少女とその家族に訪れる戦慄の恐怖を描く。
出演はジェフリー・ディーン・モーガン、キーラ・セジウィック、
ナターシャ・カリス。
監督は「モルグ」のオーレ・ボールネダル。
(allcinemaさんより抜粋)
* * * * * * * *
妻と離婚したばかりのクライドは、2人の娘たちと週末だけしか一緒に過ごす
ことができなかった。
そんなある日、次女エミリーがガレージセールでアンティークの木箱を気に入り
購入する。以来、エミリーはその箱にすっかり夢中になってしまい、時を同じく
して人が変わったように暴力的になっていく。
原因を調べ始めたクライドは、やがてその箱に秘められた衝撃の事実を
知るのだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
* * * * * * * *
実際にあった事件をもとにしたサム・ライミ製作のホラーってことで、
面白そうと思い公開初日に観に行くことに。
怖くはないけど、個人的には満足。
低予算からなのか、CGとか特撮とかが他のホラーに比べたら抑え気味の、
エクソシスト系ホラーで、特に目新しい演出も目をそむけるようなグロい
映像もないんだけども、これはこれで結構見応えあったし、出てくる姉妹も
可愛かったのでで個人的には満足。
だけど他のエクソシスト系ホラーに比べると悪魔祓いが案外すんなり終わる
ので、盛り上がりに欠けるな。
クライドがエミリーを救うために自分に乗り移れって叫んだら、悪魔が素直に
その言葉に従ったり、他のエクソシスト系ホラーは悪魔自身の口から名前を
聞き出すのに、これは箱に名前が書いてある親切設計だから、思った以上に
簡単に悪魔を箱に封印することができたり。
盛り上がりには欠けるけど、憑りつかれたエミリーの顔とか、クライドの口
から悪魔の手が出てくるところとか、ビジュアル的には見応えあった。
最後、ヨリが戻った両親とハンナ、エミリーの4人が楽しく団らんしている
時に、箱を持ち帰ろうとしていたユダヤ人ラビがトラックに衝突されて、
周りの人間が駆け寄るところに無傷の箱が写って映画は終わるんだが、あの
箱、おそらくエミリーの元に戻ってくる気がするな。
現場検証した警官がクライドの車が事故ったけど、運転してたのはユダヤ人
なので、これはユダヤ人がクライドの車を盗んで逃走中に事故ったって判断
して、現場にあった箱をクライドの物だと思ってわざわざ届けてきそうな
気がする・・・。
後、ハンナとエミリーの姉妹が可愛い。可愛いだけでなく取りつかれた際の
目線とか、演技が上手だった。
個人的には姉のハンナの方が好み。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。