アメリカ
サスペンス/ミステリー/クライム
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2009年版『このミステリーがすごい!』で1位に輝くなど日本でも話題を
集めたトム・ロブ・スミスの『チャイルド44』を「インセプション」
「ダークナイト ライジング」のトム・ハーディ主演で映画化したクライム・
ミステリー。
スターリン独裁政権下のソ連を舞台に、国家が揉み消した連続猟奇殺人事件を
巡り、一人のエリート捜査官が全体主義国家の恐るべき不条理に立ち向かって
真相究明に奔走するさまをスリリングに描く。
共演はゲイリー・オールドマン、ノオミ・ラパス。
監督は「デンジャラス・ラン」のダニエル・エスピノーサ。
(allcinemaさんより抜粋)
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1953年、スターリン政権下のソ連。
ある夜、国家保安省(MGB)のエリート捜査官レオは、変死体となって
発見された戦友の息子の亡骸と対面する。
事件性は明白だったが、上司は“理想国家のソ連にこのような犯罪は存在
しない”との理由で事故死として処理するよう命じる。
疑念が拭えない中、今度は最愛の妻ライーサにあらぬスパイの容疑がかけられ、
レオに妻を告発するよう圧力がかかる。
これを拒否したため、レオは地方の警察署に飛ばされてしまう。
するとそこで、再び少年が被害者の猟奇殺人事件に出くわす。
犯人を野放しにするわけにはいかないと、署長のネステロフに協力を仰ぐ
レオだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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映画館で観たチラシが面白そうな感じがしたので、TOHOシネマズなんば
へ観に行くことへ。
何か思ってたのと違った。
チラシには「このミステリーがすごい!」第一位って煽り文句があったので
期待してたんだけど、何か思ってたようなもんじゃなかった。
謎が謎をよんだり、あと一歩まで追いつめたのに逃げられるとかそんな緊迫感
あるミステリー物を期待してたんで、個人的にはちょっとガッカリ。
肝心の子供殺しの犯人は、主人公達がその気になったら結構あっさり判明して
あっさり決着ついちゃうので、子供殺しの犯人の行方を追うっていう部分では
イマイチ。
ただそこへ行くまでにソ連の社会主義の制度やらが邪魔してなかなか思う
ように行かなかったり、あらぬ容疑で今までの地位やら名誉やらがあっという
間にはく奪されたりと、理不尽なソ連社会のありようの方が観ていて怖かった。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
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