ドイツ
ドラマ/サスペンス
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「ヒトラー ~最期の12日間~」のオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督が、
1939年11月8日にミュンヘンで起きたヒトラー暗殺未遂事件の知られざる真実の
物語に迫るドラマ。
主演は「白いリボン」のクリスティアン・フリーデル、
共演にカタリーナ・シュットラー、ブルクハルト・クラウスナー。
(allcinemaさんより抜粋)
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1939年11月8日、ドイツ。
ミュンヘンのビアホールでは、ヒトラーによる毎年恒例のミュンヘン一揆記念
演説が行われていた。
やがて悪天候のため、ヒトラーは予定より早く演説を切り上げ退席する。
その13分後、会場に仕掛けられた時限爆弾が爆発し、8人の犠牲者を出す。
実行犯として逮捕されたのは、ゲオルク・エルザーという36歳の平凡な家具
職人だった。ヒトラーは、エルザーの背後に何らかの大がかりな組織があると
確信し、秘密警察ゲシュタに徹底した捜査を指示する。
ところが、どんなに過酷な取り調べにも、単独犯との主張を曲げないエルザー
だったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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TOHOの1ヶ月フリーパスポート、4作目はそんなに混んでないだろうなって理由で
本作をチョイスして、『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ』に続いてTOHOシネマズ
なんばで鑑賞。
何か思ってたのと違った。
タイトルからして、主人公がいかにしてナチの目を盗みつつ、準備を進め、
爆破テロを実行しようとしたが、神様の気まぐれなのかちょっとした齟齬が
起きて13分の誤差が生じて失敗して、主人公も非業の死を遂げる的な緊張感
あるサスペンス物かと思ってたんだけど、そんな感じの内容じゃなかった。
始まって早々現場に爆弾をしかけるも失敗して隣国へ逃亡しようとして逮捕
される主人公。えっ!もうテロ実行で失敗なの?早くね?って思ったら
回想シーンが始まり、あっ、回想シーンでどうやって準備していったのか、
ナチス側の人間を欺きながら火薬を集めたりするシーンとかが描かれるんだと
思ったら、最後までそんなシーンはなかった。
ナチスの勢力が徐々に幅を利かせて浸透していく中、女好きな主人公が人妻に
ゾッコンになって寝取ってしまう過程が描かれていて、この主人公には
何ら共感するところがなく、何だかイマイチ。
個人的には主人公のエルザーを英雄として扱うのは納得いかない。
関係ない人間まで多数殺傷しておいてナチスに抵抗した英雄というのはおかしい。
単なるテロリストでしょ。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
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