アメリカ
サスペンス/ドラマ/コメディ
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ロバート・M・エドゼルのベストセラー・ノンフィクション『ナチ略奪美術品を
救え』をジョージ・クルーニーの監督・脚本・主演で映画化した歴史エンタテイ
ンメント・サスペンス。
第二次大戦下のヨーロッパを舞台に、ナチスによって略奪された世界的美術品の
数々を救出するために結成された実在の特殊部隊“モニュメンツ・メン”の決死
の戦いをスリリングに描き出す。
共演はマット・デイモン、ビル・マーレイ、ケイト・ブランシェット、ジョン・
グッドマンほか。
(allcinemaさんより抜粋)
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第二次世界大戦末期のヨーロッパ。ヒトラーの命を受けたナチスドイツは、侵攻
した各国で歴史的名画や彫刻をはじめとする数々の美術品の略奪を繰り返して
いた。これに危機感を募らせたアメリカのハーバード大学付属美術館の館長
ストークスは、時の大統領ルーズベルトに直談判し、ナチスに奪われた美術品の
奪還作戦を認めさせる。
こうして結成されたのが特殊部隊“モニュメンツ・メン”。
集められたのはメトロポリタン美術館主任学芸員ジェームズ・グレンジャーを
はじめとする芸術のエキスパート7人。ただし戦場ではズブの素人ばかり。
それでも貴重な美術品の行方を追ってヨーロッパ各地の前線へと乗り込んでいく
モニュメンツ・メンだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスポート、8作目は豪華キャスティングで第二次
世界大戦時の史実を元に描いた本作をチョイス。
ま、面白かったけれど、微妙。
観る前は、ナチスの攻撃に遭ってドンパチしながらも奪われた美術品を
華麗に奪い返してナチス将校に地団駄踏ませる痛快娯楽活劇だと思ってた
んだけど、そんなドンパチ無いし、メンバーの特技を活かした活躍もコレと
言ってないし、気付いたらドイツ降伏してるし、美術品を巡ってのソ連との
小競り合いもないし、何だか緊迫感の無い内容だったなぁ。
ジョージ・クルーニーが演じたストークスがメンバーに人間は失ってもいづれ
数が増えるけれど美術品は一たび失われたら灰のままで戻らない的な事を
言ってたけど、コレ聞いて何だか嫌な気持ちに。
いやいや、人も一度死んだら戻りませんよ。美術品だって一度失っても、
作っていけば、いずれ数が増えてきますやん。
ま、ストークスは貴重な美術品はかえ難きモノであるってことを言いたかった
んだろうけども人命と比べて例えたのが何だかな~って感じ。
とは言え、あの大戦の陰で奪われた美術品を取り戻して文化遺産を守ろうと
命を懸けた人々がいたってことを知れたのは有意義だった。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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