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バトル・オーシャン/海上決戦

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韓国
アクション/歴史劇
DVD観賞

    * * * * * * * *

『アバター』『グエムル ‐漢江の怪物‐』を超え、韓国歴代1位(韓国興行収入
・観客動員数ほか) となったバトルアクション・エンターテイメント。
敵軍330隻に対し、わずか12隻の水軍を率いて立ち向かった提督イ・スンシンの
戦いを『神弓‐KAMIYUMI‐』の監督キム・ハンミンが、ダイナミックに描写。
『悪いやつら』の名優チェ・ミンシクを始め、リュ・スンリョン、チョ・ジヌン、
ノ・ミヌ、チン・グら、韓国映画界が誇る名キャストが結集。
                                                              (Amazonさんより抜粋)
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1597年、倭軍の侵攻により国家の危機に瀕した朝鮮軍は、イ・スンシン将軍に
戦況の挽回を託した。
海上に330隻もの軍船を集結させた倭軍に対し、彼に残されていたのは戦意を
喪失した兵士と12隻の船のみ。
圧倒的な劣勢に誰もが敗戦を覚悟した時、イ・スンシンは兵の士気を高め、
船を従えて巨大な渦巻きが待ち受ける大海戦に立ち向かっていった──
                                                              (Amazonさんより抜粋)
    * * * * * * * *

たまたまTUTAYA DISCASで何をレンタルしようかな~なんていろいろ探している
うちにコレを見つけて、ジャケット絵で面白そうかもと思い観てみることに。

なかなか見応えある一本だった。

韓国では伊東博文を暗殺したテロリスト安重根と並んで偉人として英雄視されて
いるイ・スンシンの鳴梁海戦を描いた内容で、ツッコミ所はあるものの、結構、
日本側の時代考証がそれなりに頑張ってる感じで楽しく観られた。

韓国映画なので、史実を歪曲して朝鮮軍が一方的に日本水軍330隻を叩いて悦に
入る韓国万歳映画かと思いきや、イ・スンシンに非協力な味方とか朝鮮側の内部
の争いや、日本側の甲冑や関船の造型、朝鮮側の板屋船の造型とか時代考証が
結構頑張ってる感じがして好印象。
イ・スンシンと対決する日本側の武将として来島通総を持ってきたのも好印象。
それに日本側武将がちゃんと日本語で会話しているのも好印象。

だけど日本の武将は偉い人の名前は直接口にしない。
来島通総が劇中で秀吉関白って言ってたけど、本当なら関白殿下という言い方を
する。いやそれ以前に文禄・慶長の役の時点で秀吉は甥の秀次に関白を譲った
後なので、殿下もしくは太閤殿下っていう言い方をしないとな。
後、火縄銃を弓や弩のように斜めに構えて射撃する描写は笑ってしまった。
観ていてそれは無いわ~って。
この2点は個人的に凄く違和感だったけど、それ以外は特に気にならずに
楽しんで観られた。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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