日本
ミステリー/サスペンス/コメディ
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「陰陽師」「のぼうの城」の野村萬斎主演で贈る異色の謎解きミステリー。
物や場所に残る人間の記憶や感情を読み取ることができる特殊能力を持つ
変わり者の主人公が、元相方の芸人とともに引き受けるハメになった
怪しげな人探しの顛末を描く。
共演は宮迫博之、杉咲花、安田章大。
監督は「DEATH NOTE デスノート」の金子修介。
(allcinemaさんより抜粋)
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“残留思念”と呼ばれる物や場所に残る人間の記憶や感情を読み取ることが
できる超能力者、仙石和彦。
かつてはひょんな成り行きから芸人の丸山竜司と“マイティーズ”という
お笑いコンビを組んで人気を博すも、この特殊能力のせいで人間不信に陥り、
コンビも解散。
今はマンションの管理人として静かな隠遁生活を送っていた。
そんなある日、かつての所属事務所に女子高生の秋山亜美が現われ、ある人
捜しを依頼する。
それは、彼女が慕う失踪したピアノ教師・沢村雪絵をマイティーズに捜し
出してほしいというものだった。
マイティーズ復活を目論む事務所の女社長・峠久美子に命じられ、渋々ながらも
亜美とともに仙石の説得に向かった丸山。
やがて紆余曲折の末、どうにか雪絵捜しを始めた3人だったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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野村萬斎が現代劇に主演するってのが何だか物珍しい感じがして興味に惹かれた
ので、なんばパークスシネマへ観に行くことに。
まずまず面白かった。
人間不信の引き籠り男・仙石が物や場所に残る人間の記憶や感情を読み取る事が
出来る能力を使って、元相方の丸山の助けを借りつつ行方不明になった女性の
居場所を探しているうちにある事件との関連性が浮かび上がり、やがて哀しき
結末を迎えるといった感じの内容だったけど、終盤まではテンポよく進むので
飽きずに観られることができてまずまず面白かった。
クライマックスで読み取った思念を兄貴に映像として見せてたけど、あれは
仙石が見せたのか、兄貴が妄想で見たのかイマイチ分かんなかったな。
仙石が見せたのなら、読み取る力だけでなく、それを映像化して出力できる力も
あるってことかな?そんな力あるなら警察に聴取された際に、その力を使えば
信じてもらえる可能性が高まったかもしんないのに。
野村萬斎は『のぼうの城』とか『陰陽師』で時代劇姿した観てなかったので、
現代劇での姿は何だか新鮮。
興業収入次第だろうけど、評判よければ何か続編できそうな気がする。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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