日本
コメディ／アニメ
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2015年度カンヌ国際映画祭のフィルムマーケットにおいて、The Hollywood
Reporter誌が選ぶポスター賞（The 2015 cannes poster awards）を受賞した
オリジナル3DCGアニメーション。
世界中に“間違った寿司”が蔓延した近未来を舞台に、正しい食文化を守ろう
とする日本政府と、自由な食の楽しみ方を奪われたくない寿司レストランとの
戦いをコミカルに描き出す。
2006年に起きた“スシポリス騒動”（日本政府が海外の日本食を是正する目的
で海外日本食レストラン認証制度を考案するも、海外メディアから「スシポリス
がやって来る！」と揶揄されて大バッシングを浴び、実施を見送った事件）に
着想を得た作品となっている。
制作はセディックインターナショナルとKOO-KI。
TOKYO MX開局20周年記念アニメとして放送された。
(allcinemaさんより抜粋)
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2020年の東京五輪が目前に迫った近未来。
全世界が空前の寿司ブームで沸き上がるなか、海外のレストランでは伝統から
逸脱したとんでもない寿司が蔓延していた。
正しい食文化の浸透を促すため、日本政府は各国に呼びかけて“WFCO”
（世界食文化保存機関）を発足させる。
中でも第９課、通称スシポリスは厳しい強制捜査を敢行し、リーダーの
ホンダ、データ分析官のスズキ、アンドロイド捜査官のカワサキが“間違った
寿司を傍若無人に取り締まっていくが、各国の寿司レストランは自由な食の
楽しみ方を強奪されまいと抵抗を見せ始め…。
(allcinemaさんより抜粋)
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週末の情報番組でこの『SUSHI POLICE』を紹介していたのを見て、観てみたい
なぁと思っていたら、DVDリリースされたので早速レンタルして観ることに。
これは中々面白いな。
元々TOKYO MXの開局記念として作成され、TV放送されていたのを劇場版用に
全13話を繋げて1週間限定で公開された作品だそうで、そんなの全然知らない
状態で観たんだけど中々面白い。
2006年に日本政府が海外の日本食レストラン認証制度を導入しようとした
騒動を元ネタにした内容で、社会的風刺なども散りばめてあって短いながらも
見応えある内容。
社会風刺以外にもSWネタやゴジラネタ・ウルトラマンネタなどクスリと笑える
箇所もあってなかなかに楽しい。
個人的には日本が寿司や日本食についてコレが正しいとか言える立場じゃないと
思えるけどな。
日本こそナポリタンや天津飯やエビチリとか本場にない料理を考案してるし、
おいしければ何でもいいじゃない？
お薦め度：★★★★☆（4/5）
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