香港
アクション/クライム
DVD観賞
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アジアを代表する若手スターとベテラン俳優たちが豪華に共演したクライム・
アクション。
国際テロリストに闘いを挑む国際警察の若き5人のエリート捜査官たちの活躍を
描く。
主演は“F4”のヴァネス・ウーと「インファナル・アフェア」のショーン・ユー。
監督は「もういちど逢いたくて/星月童話」のダニエル・リー。
(allcinemaさんより抜粋)
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香港を震撼させた大事件の証人として、黒社会の首領タイガー・デュンの弟
パンサーが出廷することになる。
重要な裁判に向けて、香港警察だけでなく、国際警察からも腕利きの若手
捜査官に招集がかけられた。
地元香港のロクやアメリカの元SWAT、ホーはじめ、彼ら5名の精鋭が、
パンサー護送の任に就く。
しかし、裁判が1時間後に迫る中、護送車は謎の武装集団の襲撃に遭い、
激しい銃撃戦の末、ついにパンサーを連れ去られてしまう。
それは、デュン兄弟に恨みを抱く国際テロリスト集団の仕業だったのだが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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『インファナル・アフェア』をレンタルするついでに、まだ観てない香港映画を
まとめてレンタルしたので、そのうちの一つである本作を観ることに。
久しぶりにサモ・ハン観れたので、まぁ満足。
何だろうなぁ、つまんなくは無いんだけどイマイチ面白みが無い。
主役の若手5人衆の存在感がイマイチだし渋みが全然ない。
彼ら以上に悪役チームの方が存在感あって目立つし、何より渋い。
主役の5人衆の内、『碧血剣』で夏青青を演じたホアン・シェンイーが
紅一点で可愛さを振りまいてるのに、真っ先に殉職させるなんて...。
この時点で個人的にはだいぶ観る気が失せた。
とにかく何だかスタイリッシュに作りました感が鼻につく。
モノクロのイメージシーンや過去シーンをこれでもかとインサートしてくる
のがウザい。
初めて登場してくるシーンなら印象的でいいんだろうけど、隙さえあれば
これでもかとインサートしてきてウザいったらありゃしない。
これが主役5人衆だけなら、まだ我慢もするが悪役5人衆でもインサート
してくるし、あげくにサモ・ハンの時もインサートしてきてシラケる。
主役、悪役チームそれぞれにスナイパーがいるんだけども、スナイパーらしい
戦いをしないのも何だかなぁって感じ。
中盤のビルとビルの間で起きる銃撃戦の場合は、お互いのスナイパーを牽制
しつつ、味方を援護しないといけないので仕方ないんだけど、最終決戦で
スナイパー同士の1対1の対決なのに追いかけっこして撃ちあうってどうなの。
スナイパーならお互い潜伏して少しでも動けば狙撃されてしまう緊迫感ある
戦いとかあれば燃えたのになぁ。
激しい銃撃戦は見応えあったけど、主役悪役チームそれぞれ凄腕って設定なのに
あれだけ撃ちあっても、誰一人被弾しないってのも凄いなぁ。
個人的にはイマイチ燃えられない香港ノワール物だけど、サモ・ハンのアクション
シーンは最高だった。あいかわらずキレッキレの動きで素晴らしい。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
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