日本
ドラマ/ミステリー/青春
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“イヤミス”を代表する作品ともなった『告白』でデビューした湊かなえが
その次に発表した同名ベストセラーを「アオハライド」の本田翼と「貞子vs
伽椰子」の山本美月の主演で映画化した青春ミステリー。
不幸な出来事に遭遇し、心に深い闇を抱えた女子高生2人が、“人が死ぬ瞬間を
見たい”との思いを胸に過ごす危険でおぞましい夏休みを描き出す。
監督は「ぶどうのなみだ」「繕い裁つ人」の三島有紀子。
(allcinemaさんより抜粋)
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幼なじみで親友同士の高校2年生、桜井由紀と草野敦子。
天真爛漫だった敦子は、剣道の団体戦でのミスが原因でイジメの対象になって
しまう。
読書が好きでおとなしい由紀は、敦子が集団でイジメられていても助けることが
できない。
そんな由紀も、書き上げたばかりの自作の小説原稿を何者かに盗まれてしまう。
やがてその小説は、国語教師・小倉の名前で新人文学賞を受賞する。
そんな2人の前に、親友の死体を目撃したという転校生・紫織が現われる。
本当の死というものにすっかり囚われてしまった由紀と敦子は、夏休みに入ると
それぞれ小児病棟と老人ホームでボランティア活動を始めるのだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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山本美月が出てるのと、本作の予告編がなんとも興味深い内容だったので、
原作未読だけど面白そうと思いなんばパークスシネマへ観に行く事に。
予告映像で受けた印象と、内容が違ってたなぁ。
予告映像では人が死ぬ瞬間を観たいという欲にかられて、女子高生達が次々と
死んで行ったりするミステリーな感じで最後は本田翼が山本美月を屋上から
突き落とすシーンのように親友すらも殺しちゃうのかなぁなんて思ってたけど
全然そんな感じの内容のものじゃなかった。
この時期にある少女達の不安定な気持ちな行動を人の死と絡めながら描いた感じ
の内容でちょっと拍子抜け、いや!かなりのがっかり感が。
出てくる女子高生がクズばっかで観ていて反吐が出そう。
女子高ってリアルでもこんな感じなんだろうか?
後、出てくるおっさんも吾郎ちゃん以外は基本クズばっかだったなぁ。
因果応報ってのを印象づけてたけど、個人的には痴漢冤罪ビッチの応報が弱いので
不満。親父が性犯罪で捕まって、それで痴漢冤罪ビッチがイジメにあって自殺
しちゃったけど、全然スカッとしない。
被害者のサラリーマンがあのビッチを駅のホームから突き落としてバラバラになる
とか、あのビッチを拉致して冤罪じゃなくて実際に被害に遭ってもらおうってことで
レイプして、それをビデオに撮ってネットにアップして、画像を近所にばら撒かれ、
そして自殺へってパターンぐらいの応報だったら凄くスカッとしたのに。
山本美月の演技は相変わらずなんで、あれなんだけど、本田翼は思った以上に
良くて印象に残った。
あと、吾郎ちゃんの存在も良かったなぁ。ちょ、待てよの人より遥かに演技が上手。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
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