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狼は暗闇の天使

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イタリア
ドラマ/クライム
DVD観賞

    * * * * * * * *

第66回カンヌ国際映画祭批評家週間部門でグランプリ!
同じく、カンヌ国際映画祭ヴィジョナリー賞受賞!
さらにイタリア・ゴールデングローブ賞 最優秀女優賞、イタリア映画記者協会賞
最優秀女優賞&最優秀撮影賞、ガリオ映画祭 特別審査員賞、リュブリャナ国際
映画祭 国際批評家連盟賞など受賞多数。
アラン・ドロン主演『サムライ』にオマージュを捧げたフィルムノワールの傑作!
マフィアの一匹狼の誠実と沈黙の美学…!
イタリア映画祭(東京・大阪)上映作品
                                                              (Amazonさんより抜粋)
    * * * * * * * *

パレルモのマフィア社会で非情なヒットマンとして生きるサルヴォは、ある日
敵対するマフィアの襲撃を受ける。
襲撃を命じた相手の名を聞き出し、報復のために家に忍び込んだサルヴォが
そこに見たのは、目の見えない娘リタの姿だった。
帰宅した報復相手、リタの兄を格闘の末に仕留めたサルヴォは、リタと二人きり
になる。
兄の血で汚れた両手をリタの額に押し付け、銃の引き金を引こうとするサルヴォ。
だが、その時奇跡が起き、リタの視力が回復する。
リタを救おうと決意するサルヴォは、ボスに嘘をつき、リタを廃工場にかくまう。
やがて裏切りが露見するが、リタを引き渡すことを拒む。
手下たちとの銃撃戦の末、深手を負いながらもサルヴォはリタを連れて脱出する…。
                                                              (Amazonさんより抜粋)
    * * * * * * * *

『あるいは裏切りという名の犬』とか『そして友よ、静かに死ね』みたいに
タイトルがフレンチノワールに付けられそうな邦題だったので、面白そうかもと
思いレンタルしてみることに。

う~ん、思ったのと違った。

タイトルがちょっと独特なので『あるいは裏切りという名の犬』などの渋い
フレンチノワール物かと思ったらイタリア映画で、思っていたのとは
テイストが違う作品だった。

出だしこそ、ボスと一緒に行動中に何者かに付けられて襲撃されるものの、
襲撃者を逆に倒し、捕えた相手から相手のボスの名を聞き出して、報復に
向かう所までは、おっ!これは当たりかなって思ったものの、その後の展開が
思ってたのと違って、ちょっと拍子抜け。

敵対するボスの盲目の妹を殺さずに匿うも、自分のボスにその存在を知られるも、
身柄を引き渡しを拒否して組織に造反するってのは、この手の作品にはありがち
な展開だけど、何故主人公がこの女性にそこまでこだわるのかがちょっと理解
できなかった。

ドンパチも最初の所はきちんと描いていたけど、敵のボスを倒す時や、終盤の
組織のメンバーとのドンパチは音だけで済まされたのが、個人的にはイマイチ
だったし、登場人物にも渋さがなかったのもイマイチで、全体的に乗りきれず
に楽しめなかったかな。


お薦め度:★★☆☆☆(2/5)

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