日本/アメリカ
ドラマ
* * * * * * * *
敗戦直後の日本を舞台に、その後の日本の運命を決定づけた知られざる感動の
物語を、マッカーサー元帥の指示で天皇の戦争責任の有無を調べることになった
親日派の青年フェラーズ准将の目を通して描く日米合作の歴史ドラマ。
主演はTVシリーズ「LOST」のマシュー・フォックス、
共演に「逃亡者」のトミー・リー・ジョーンズ、
「ノルウェイの森」の初音映莉子、「釣りバカ日誌」の西田敏行。
監督は「真珠の耳飾りの少女」「ハンニバル・ライジング」の
ピーター・ウェーバー。
(allcinemaさんより抜粋)
* * * * * * * *
1945年8月15日、日本はポツダム宣言を受諾し、第二次世界大戦が終結する。
その直後、ダグラス・マッカーサー率いるGHQ(連合国軍最高司令官総
司令部)が上陸、日本の占領統治が始まる。
さっそく戦犯の拘束に乗り出したマッカーサーは、日本の文化にも精通して
いたフェラーズ准将に真の戦争責任が誰にあったかを突き止めるよう命じる。
しかし、日本独特のあいまいな意志決定のあり方に知日派のフェラーズも
困惑し、調査は予想以上の困難を強いられるが…。
(allcinemaさんより抜粋)
* * * * * * * *
『真夏の方程式』を観た後、何とか時間を作ったので1本だけ観て帰るのは
もったいないなぁと思い、引き続き本作を観ることに。
中々に見応えある内容で良かった。
昭和天皇に戦争責任があるかどうかを巡って米軍将校が限られた日数の中で
調査するという内容なんだが、フェラーズ准将ってのが実在の人とは初めて
知った。
ハリウッドが作る日本が舞台の作品なので、とんでも日本が描かれるんじゃ
ないかと危惧していたが、結構時代考証とかしっかりして丁寧に描かれていて
杞憂だった。
宮城事件で激しい戦闘があったとか昭和天皇も殺害しようとしていたっていう
間違った描写とか突っ込み所はあったけど、中々に見応えある内容で最後まで
飽きずに観られた。
トミー・リー・ジョーンズがコーンパイプ加えてサングラスかけたら、
マッカーサーに見えてしまう程、雰囲気似てるなぁと思った。
それにしてもハリウッドがよく映画化したなぁって思う。
日本相手ならそれなりに客足見込めるかもしれないけれど、アメリカ人相手
だと成績振るわないんじゃない?興行収入どうだったんだろう?
お薦め度:★★★★☆(4/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。