アメリカ
アドベンチャー/ファンタジー/ミステリー/アニメ
DVD観賞
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「アナと雪の女王」「ベイマックス」のディズニーが贈る感動のアドベンチャー
・ファンタジー・アニメ。
動物たちが人間のように暮らす楽園“ズートピア”を舞台に、史上初のウサギの
警察官となった主人公が、周囲の偏見を乗り越え、ズートピアを揺るがす難事件
の解決に奔走する姿を描く。
監督は「塔の上のラプンツェル」のバイロン・ハワードと「シュガー・ラッシュ」
のリッチ・ムーア。
(allcinemaさんより抜粋)
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動物たちの楽園ズートピアで、史上初のウサギの警察官となったジュディ。
立派な警察官を目指して意欲満々の彼女だったが、周囲は小さなウサギに務まる
はずないと半人前扱い。
それでも決してへこたれないジュディ。
折しも、巷では14件もの連続行方不明事件が発生、警察も捜査に追われてんてこ
まい。
ついにジュディにも捜査に参加するチャンスが巡ってくる。
しかし与えられた時間はたったの2日間。
しかも失敗すればクビという厳しい条件が課されていた。
そこでジュディは、この街をよく知る詐欺師のキツネ、ニックに協力を要請、
2人で少しずつ事件の核心へと迫っていくのだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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本当は劇場で観たかったけど、おっさん一人で観に行くにはちょっと抵抗
あったので、姪っ子甥っ子と行こうと思ったら、彼らとのスケジュールが
合わなくて、結局見逃してしまったので、今回改めて甥っ子と一緒にDVDで
鑑賞。
ナマケモノのくだりがサイコー!
コレは普通に面白かったなぁ。
さすがはディズニーと言うべきクオリティ。
脚本や伏線回収が上手かったけど、何より物語の世界観がイイ。
いろんなサイズの動物に合わせて列車の出入り口が違ったり、小さい生物専用の
エリアがあったり、サバンナや熱帯雨林といった生息域に合わせた生活エリアが
あったりして、そこをジュディが乗る列車が通り向けていくシーンは観ていて
楽しい。
後、ナマケモノのフラッシュとのやり取りのシーンがサイコー。
急いでいるのに、あのスローなテンポの応対とジュディのもどかしい様の対比は
見ていて笑える。
地方から出て来た若者が都会で揉まれながらも夢に向かって頑張りながら成長
していく話を軸に、「差別と偏見」をテーマにした内容。
肉食動物だから危険、キツネだから相手をダマす、ウサギだから小さくて無理
とか見た目の偏見や差別に立ち向かい、差別や偏見はいけませんよ!ってことを
謳っているんだけど、ジュディ自身、駐禁取締りの仕事を嫌がっているあたり、
無意識のうちに地味な仕事と偏見を持ってしまっていて、差別イケナイって
声高に叫んでも集団社会を営む上で差別と偏見は無くならないってことを暗に
示しているあたり興味深い。
お薦め度:★★★★★(5/5)
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