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日本
ミステリー/ドラマ
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貫井徳郎の同名ベストセラーを妻夫木聡主演で映画化したミステリー・ドラマ。
一人の週刊誌記者が未解決の一家惨殺事件の真相を追う中で、理想の家族と
思われた被害者一家の意外な評判が明らかになっていくさまを描き出す。
共演は満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美。
監督は本作が長編デビューとなる石川慶。
(allcinemaさんより抜粋)
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ある日、閑静な住宅街で凄惨な一家殺害事件が発生する。
被害者はエリートサラリーマンの田向浩樹とその妻と一人娘という3人家族。
近所でも評判の仲睦まじい理想の家族だった。
事件は世間を賑わせるが、未解決のまま1年が過ぎ、風化しようとしていた。
週刊誌記者の田中武志は、そんな事件に改めてスポットを当て、真相を探る
べく取材を開始する。
田中が浩樹の会社の同僚や夫婦の大学時代の知人に聞き取りを進めていくと、
夫婦の意外な実像が浮かび上がってくる。
そんな中、育児放棄の疑いで逮捕・勾留されている妹・光子のことが心に重く
のしかかっていく田中だったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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予告映像から面白そうだなぁと思えたので、東京に『血煙の石川五ェ門』を
観に行ったついでに新宿ピカデリーで鑑賞。
凄く見応えあったなぁ。
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一家殺害事件の真相を追う主人公が被害者の知人に話を聞いて廻ってその時を
回想するパートと、主人公の妹が育児放棄で捕まって、彼女が過去を回想する
パートの2本立てで物語が進み、やがて2つのパートがある部分で繋がり、
やがて衝撃の事実にたどり着くといった展開なんだけど、コレが中々見応え
ある内容で人の醜い部分がいろいろ描かれていて面白かった。
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チラシには3度の衝撃とあったが、確かに3度の衝撃的展開はあったなぁ。
あそこであの行動は驚いた。
観終わってみると、アノ人は事件の真犯人がアノ人と知っていて、関係者が
アノ人が真犯人かもって言い出すのを防ぐために、1年後に改めてアレを
やりだして、そしてアノ人がアノ人なら動機アリアリとか言い出したから
ポアしちゃったってことなんだろうなぁ。
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観る前は善良そうな被害者一家がいかに人間のクズであったかってのが
赤裸々になっていくもんなのかなぁと思ったけど、被害者一家は特にクズ
ってわけでもないしなぁって気がする。
他にもクズな人間がたくさん出てくるし、夏原が光子を内部生たちの慰み
物にしたってのも、夏原は紹介しただけで、そこでワンチャンつかもうと
最終的に股開いたのは光子の意思だし、夏原が悪く見えるのも、あれは
宮原の主観だし、語る人々によっていろんなバイアスがかかっててるん
だなぁって思った。
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出だしのバスの中でのシーン。
居るよねぇ。正義感丸出しで老人に席を譲れと一方的に威圧してくる中年。
見た目だけで若者だからって決めつけてかかってくる馬鹿。
なかには心臓が悪かったり、体調が悪くて譲りたくても譲れない場合も
あるのに。
なので主人公がわざと足悪い振りした時は凄く爽快感があった。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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