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ホワイト・バレット

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香港
アクション/サスペンス
DVD観賞

    * * * * * * * *

『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』などの鬼才ジョニー・トーが放つサスペンス
アクション。
ある救急病院を舞台に、重傷を負った強盗犯と彼を監視する警部、手術を拒む
強盗犯を説得する医師の姿を、病院に忍び寄る強盗犯の仲間との攻防を交えて
活写する。
『レクイエム -最後の銃弾-』などのルイス・クー、『最愛の子』などの
ヴィッキー・チャオ、『モンスター・ハント』などのウォレス・チョンらが
出演。
病院内という限定された舞台設定が生み出す緊張感と、物語の展開に引き
込まれる。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

警察との銃撃戦で頭部に被弾した強盗団のメンバーであるチョン(ウォレス
・チョン)が、救急病院に搬送されてくる。
チャン警部(ルイス・クー)らは一味の情報を聞き出そうとし、医師トン
(ヴィッキー・チャオ)は手術の準備を進めるが、チョンは人権を盾に手術を
拒否する。
やがてチャン警部は彼から一味につながる電話番号を聞き出し、トンも手術の
同意が得られる。
しかし、チョンは彼らの裏をかき、仲間と連絡を取ろうと画策。
各者の思惑が交錯する中、チョン奪還を狙う強盗団が病院に迫ろうとしていた。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

ジョニー・トー監督が設立した銀河映像の20周年記念作品で、ジョニー・トー
監督作品ってことで、シネマートでの上映期間中に観に行きたかったんだけど、
仕事などでちょっといろいろ立て込んでて観に行きなかったので、仕方なく
DVDで鑑賞することに。

あいからずお茶目なラム・シュー。

いやぁコレは面白かったなぁ。ジョニー・トー監督作品が好きな人なら
まず気に入ってもらえるんじゃないかなぁってぐらいジョニー・トー監督
らしい作品だったと思う。

医療サスペンス物かと思わせておいて、最後の銃撃戦でいつものジョニー
・トー映画に収束していく様は素敵。

序盤から細かく散りばめられた伏線に、違法捜査を隠ぺいしたい刑事、
医療ミスが続く女医、頭に銃弾が残った状態で運び込まれた強盗犯、三人の
思惑が複雑に絡み合って、緊張感を高めに高めた上で、クライマックスの
長回しスロー銃撃戦が始まり、観てるこっちはテンションMAX。

ラム・シューもあいかわらずな役柄で、彼が出てるだけでも楽しめる。

『エグザイル/絆』とか『冷たい雨に撃て約束の銃弾を』とか『エレクション』
などに比べたら傑作度は劣るけれど、個人的には大いに楽しめる作品で
これは劇場の大きなスクリーンで観たかったなぁ。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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