スペイン
サスペンス/ドラマ
DVD観賞
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「気狂いピエロの決闘」の鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシア監督が、
謎の狙撃手に狙われたバルに取り残された8人の男女を描いた密室劇。
出演は「私が、生きる肌」のブランカ・スアレス、「スガラムルディの魔女」
のマリオ・カサス、「ペーパーバード 幸せは翼にのって」のカルメン・マチ。
シネマート新宿、シネマート心斎橋で開催の「シネ・エスパニョーラ2017」
上映作品。
(映画.comさんより抜粋)
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マドリードの交差点に建つ1軒のバル。
常連たちで賑わう中、店を出た客が突如として頭を撃ち抜かれ、その様子を
見に行った客も銃撃されて死んでしまう。
店内に残った人々は、どこから狙われているのかわからないため外に逃げる
こともできず、パニックに陥っていく。
ところが、ふと外を見ると、道に転がっていたはずの2人の死体と血痕が跡形
もなく消えており……。
(映画.comさんより抜粋)
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ある日突然、バルにいると人が狙撃されて、バルから出られなくなって
パニックになるっていう予告動画が面白そうだったので、レンタルして観る
ことに。
あの副題はあかんで!
街角の狙撃手と8人の標的ってあるから、てっきりテロリストか警官か何者かが
何らかの理由があってバルにいる人達を狙撃していくサスペンスものかと
思ったら、狙撃手全然出てこないでやんの。
最初に犠牲になる2人を撃ったらお役御免とばかりに以降は一切出てこないし、
狙撃してもこない。
完全に副題をつけた奴は最初の数分しか観てないやろ。
それでもバルの中で何が起きているのか推理したり、お互いが疑心暗鬼になって
互いの持ち物を怪しんだりとそれぞれの本性がむき出しになってくる展開は
なかなかに面白い。
特に状況が自分に有利になった際の変わり方とかがなかなか見応えあったし、
所々笑わせるようなシュールなシーンもあったりして終盤ちょい前までは
面白かった。
でもってこっからどういうオチにもっていくんだろうかと思っていたら、
この辺りから画づらが汚くなっていって、個人的にはちょっと観る気が
失せだした。
飯食いながらの鑑賞じゃなくて本当に良かった。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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