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イギリス/アメリカ
SF/ホラー/ドラマ
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英国の作家M・R・ケアリーのベストセラーSFゾンビ小説を実写映画化。
パンデミックによって思考力を失い凶暴化した感染者“ハングリーズ”が
跋扈する荒廃した近未来を舞台に、感染しながらも高い知性を保つ少女と、
それぞれに事情や思惑を抱えた3人の大人たちが過酷な逃避行を繰り広げる
さまを、互いに警戒を怠らない一方で、次第に奇妙な絆も芽生えていく複雑
な心理状況を織り交ぜつつスリリングに描き出していく。
出演は少女役に新人セニア・ナニュア、彼女が行動を共にする大人たちに
ジェマ・アータートン、パディ・コンシダイン、グレン・クローズ。
監督は「SHERLOCK/シャーロック」や「ドクター・フー」など多くの
ヒット・ドラマの演出を手がけ、映画はこれが2作目のコーム・マッカーシー。
(allcinemaさんより抜粋)
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真菌の突然変異によって人類に感染爆発が起こり、思考能力をなくし、生きた
肉のみを食す“ハングリーズ”が増殖蔓延した近未来。
感染を免れた人々は、フェンスで囲われた基地内で兵士たちに守られ暮らして
いた。ロンドン郊外にあるそんな基地のひとつで教師をしているヘレン・
ジャスティノー。
しかし、教える相手は“二番目の子供たち(セカンド・チルドレン)”と
呼ばれる感染した子供たち。
厳重な監視下に置かれた彼らは、感染しているにもかかわらず、思考能力を維持
していた。
その中の一人メラニーは、純真な心と高い知性を持ち、ヘレンが特に気に掛けて
いる少女だった。
一方、科学者のキャロラインは、メラニーを格好の研究対象とみて、その解剖に
乗り出す。
そんな時フェンスが突破され、基地内に大量のハングリーズが侵入、ヘレンは
パークス軍曹に助けられ、メラニーとともに大混乱の基地を辛くも脱出、なおも
メラニーの解剖に執着するキャロラインを加えた一行は、ひとまず協力して、
生き残りをかけた決死の逃避行へと繰り出すのだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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当初はタイトルだけでは食指が動かず、たまたまどんな作品なんだろうと
予告映像を見たらゾンビ物で面白そうだったので、なんばパークスシネマで
鑑賞。
オチがいいね。
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これは結構見応えあった。
ゾンビの呼称が「ハングリーズ」でなるほどな~って思ったり、ゾンビに
第2世代があって、見た目は人間で知能もあるっていう設定等は斬新で
面白かった。
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他にも子どものハングリーズは群れを作って、捕食対象の人間を罠に誘い
つつ狩りをしていく様とか、そんな分かりやすい罠にまんまと嵌っていく
軍人とか、ハングリーズ化する原因がある植物の菌であるってのも斬新だった。
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あのラストのオチ、メラニーの物語が伏線になっていて、最後にメラニーが
時間はたっぷりあるって言ってたけれど、あれだとヘレンは餓死するか、
食糧をもらう際にドアを開けた瞬間に感染してハングリーズになってしまう
から、時間はたっぷりないんだよなぁ。
でもあのオチは個人的には好き。
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ゾンビ相手のド派手なドンパチはないけれど、始めから終わりまで緊張感ある
テンポで、最後まで見入ってしまう良作だった。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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